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新着「言いまがい」〜その660


 

今日はちょっと
変わったテーマでお届けしましょう。
ええと、定義がむつかしいんですが、
言うなれば、歴史的な? 世界的な?
そんなふうな「まつがい」を集めてみました。
ほら、どことなく
高尚な感じが‥‥しませんねえ。
ま、ともかく、深く考えずに
最後までのんびりとご覧くださいませ。


どこに旅行にいきたいかを話していたら、
うちの主人が目をきらきらさせて
「オレ、ちゅぴちゅぱ!」
マチュピチュだよ‥‥。
もう35だよ‥‥。
(まいちょっちょ)

テレビで、スペインにあるあの有名な、
世界遺産にもなっている
教会が映ったところ、すかさず
「お、
 サラダファミリーやな」

と言い放った父。
おかしいと思わんか?
(正解はザグラダファミリア教会)

世界遺産の番組を見ながら、
家族でロマンを語っていた時のことです。
母「あそこに
  行ってみたいわー。
  ほらブラジルの、
  イグアナの滝!」
私「
(吹き出して)
  ナイアガラの滝だよ!」

父「‥‥イグアスの滝」
(イグアナ)

中学3年の修学旅行の事前説明のとき、
担任の高木先生は、
説明してくださいました。
「日光東照宮には、
 有名な左甚五郎の
 招き猫があるんやぞ」

当時、秀才くんでとおっていた私は、
一番前の席から
冷静につっこみを入れました。
私 「招き猫ですか」
先生「おうっ!
   招き猫や!」
私 「招き猫ですね?」
先生「‥‥眠り猫じゃ!」
(眠り猫)

あれは高三の日本史の時間。
第二次世界大戦、広島の原爆の説明で、
先生は
「アメリカは
 『アトムボーイ』
 というニックネームの
 原子爆弾を投下し‥‥」

とおっしゃいました。
アトムボーイって‥‥?
どうも腑に落ちなかったので
教科書を確認。
「リトルボーイ」のまつがいでした。
その後も先生は
「アトムボーイ」を連発し、
私はそっと
「リトルボーイ」と
訂正してノートをとりました。
(まつ)

先日、電車に乗っている時のことです。
同じ車両に乗り合わせた女子高生達が
大きな声でしゃべっていました。
「あたしさぁ、
 フランシスコ・
 ザビエルのこと、
 フランシス・
 コザビエルだと
 思ってたよぉ〜」

コザビエル、子ザビエル‥‥。
なんかカワイイと聞き耳を立てて
ほくそえんでいたのは
私だけでないような気がします。
なんせ大きすぎる声だったので
電車内に響き渡っていましたからねぇ。
(さなえ)
ある日、塾で社会の授業をしていました。
日本の戦後の歴代首相について
やっているときに先生が
「‥‥この年表で言うと
 鳩山一郎が3番目、
 吉田栄作が4番目で‥‥」

別に先生は気づく様子もなく、
授業は普段通り進みました。
佐藤栄作+吉田茂÷2?
(小学校6年 佐藤茂)
高三の娘、倫理の授業で
ニーチェを習ったと言う。
「神は死んだ、だっけ?」
「そうそう、
 『ツァラトストラは
 かくごりき』」

「ツァラトストラ」は言えるんです。
(にわのわに)
実家に電話して
姉と話していたときのこと。
母が後ろから
やいのやいの言ってくるので
私との会話が分からなくなる、
とイラついた姉が
「もう! 私は
 百人一首じゃない!」
と。
あ、違うわ、なんだっけ、
聖徳太子? と言い直す姉。
(serow225)

というわけで、
本日はよくわからない
新テーマでお届けいたしました。
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イラスト:しりあがり寿
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2005-12-05-MON
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