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新着「言いまがい」〜その646


 

♪キーン、コーン、カーン、コーン。
はいはい、みんな、席について〜。
静かに静かに〜。し・ず・か・に!
それじゃあ、こないだのテストを返すぞー。
こらこら静かに〜。し・ず・か・に!
テストを返すまえに
ひとこと言っておくぞー。
みんな、「珍解答」多すぎ!
いまや、先生が採点をはじめると
職員室中の先生が
集まってくるようになったぞー。
こらこら、拍手するんじゃない!
ほめてない、ほめてない!
ほ・め・て・な・い!
じゃあ、呼ばれた人から取りにきなさーい。
たまには後ろから呼んでみようかな。
渡辺〜、吉川〜、
矢口〜、宮下〜、真壁‥‥。


日本史のテスト返しの時。
「ここの答えは
 『水戸』だが、
 『三戸』って
 書いてたやついたぞ〜!
 ○にしたかったが、これは
 『さんのへ』
 だからな〜!」

(K)

うちの息子は、
音楽のテストの作曲者を答える問題で、
正解が「山田耕筰」のところに
「田中耕筰」
と書いていました。
「耕」の字が「田中耕一」さんを
連想させたのでしょうか。
(あちょのおかあ)

あれは私が小学生の時の話です。
社会のテストで「日本国憲法」と
答える問題がありました。
後日、返されたテストを見ると、
正解のマルを途中で止めて
バツになっていました。
自信があっただけに、なんで〜?
よく見たら
「日本国憲雄」
と私は父の名前を書き込んでいました。
(MISAKUEEN)

高校の時の話。
自分の休んだ授業のノートを友人に借り、
世界史の試験勉強。
「とうじゅう海?
 ひがしじる海?」

と思いながらそのまま暗記。
そして試験当日、
自信満々で書いた答えは
「東汁海」
東シナ海だってば‥‥。
(でも答案には○がついてた。
 先生もまつがってくれたのね)

テストが帰ってきました。
ふと隣の男子のテストの
解答用紙を見ると、
「マゼラン・カズマ」
という聞いた事のない謎の名前が。
マゼランまでは合ってる。
でも、なぜ、カズマ???
「マゼランだけじゃ
 足りないような気がしてん」
と本人は言っていましたが
カズマじゃ日本人名じゃん。
(どっかの芸人名みたい)

ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ。
この三国を合わせてなんと言うか。
「ベネルクス三国」が正解。
私の答えは
「フィッツゼラルド三国」
テストのとき、何考えてたんだろう。
(栗男)
私の姉は中学のとき、国語の時間に
「キミコ(君子)
 危うきに近寄らず」

と読みました。
(常識人の妹)
友だちが塾で「葉緑体」を
「ばみどりたい」
と言ってしまい、大爆笑だったそうです。
(めっこさん)
小学校の国語の時間、
クラスの男の子が本読みで
「〜という印象を受ける」という文を
「ぞうじるし」
と読んでいました。
あまりに迷うことなく
さらっと読んだので
一瞬先生もまわりの生徒も
そのまま聞き流しそうになりました。
(魔法瓶?)
あれは私が高校生の頃の話です。
地理の時間に丁度、先生に指されて
教科書を読まされていました。
「産業の中心は農業」という文章の、
丁度、「中心」のところが
改行されていたので、私は
「産業の中、心は農業!」
と思わず言ってしまいました。
いったい、どこの国の産業の話だったか、
肝心なとこはおぼえていません。
(MISAKUEEN)
学校での出来事。
「太陽が一番高い位置にある事を、
 なんと言いますか?」
という質問に対して
「にゃんちゅう!」
と元気よく答えてしまいました。
本当は南中(なんちゅう)。
みんなに大爆笑されました。
(ニャンちゅう)

小学校の理科のテストを
採点していたときのこと。
実験器具の名前を答えさせる問題。
答えは「メスシリンダー」
だったのですが、
「メシスリンダー」
と間違える子続出で、
「あぁ〜、おしいなあ‥‥」
と思いながら採点を続けていると、
ありました。本日のナンバーワン。
その名も「メキシリンコ」
あまりに意表をつかれたので、
一瞬ポカーンとして
その後爆笑してしまいました。
おかげで採点の疲れも吹っ飛びました。
(妙に語呂はいい)

「ヘモグロビン」を
「モノクロビン」と答えた
という
珍解答が出ていましたが、
私もテストの採点をしているのですが、
「ヘモグロビン」は
ものすごく間違いが多いんですよね!
こちらで発見したものは
「ヘモグロミン」
「ヘモグロピン」

これはまだよいとして、
大爆笑だったのは
「モロヘロビン」
「クロマニンサン」

極めつけは、
「ポジピタン」でした。
何百人もの解答を採点しているので、
疲れもあったのかあろうことか
「モロヘロビン」には
○をつけてしまいました‥‥。
恐るべし「ヘモグロビン」。
(徹子)

社会のテストで
「大阪は江戸時代
 『何の台所』と呼ばれましたか」
という問題が出ました。
でも、解答欄は
「天下の   」と‥‥。
他のところにも間違いがありました。
先生、疲れてる?
(きころぺ)

30年前、クラスメート4名で
北海道大学を受験した。
国語の問題で
「与謝野晶子の代表的作品を
 平仮名5文字で書きなさい」
というのがあって、ホテルに帰って
答えあわせをしていた時、
アダチに「何て書いた?」と聞いたら、
「せいくらべ」と答えた。
残りの3人はぽかーんとしてしまった。
正解は「みだれがみ」であるが、
アダチは樋口一葉の
「たけくらべ」と間違えて、それを
「せいくらべ」と書いたのだった。
「アダチ、お前だけは絶対落ちる」
と3人が断言したが、
なぜか受かったのはアダチだけだった。
30年経っても残りの3人は
腑に落ちないまま人生を送っている。
(メソポ田宮二郎)

この前の中間の
日本史テストが帰ってきました。
「政府は野党の議員に
 何を言われても動じない
 ○○○○の態度をとりました。
 ○○○○の部分に当てはまる
 四字の漢字を入れなさい」
という問題で、私は、
「超然主義」が答えのところを
「悠々自適」と答えていました。
日本史の先生は部活の顧問の先生で
わりと仲が良いのですが、先生から
「今回おもしろかったのは
 これだけだったから
 言いまつがいに投稿しなさい」
と言われ、投稿しました。
(悠)


いいかー、みんな、ちゃんと
「まつがった」ところは復習するようにー。
あと、ほかにも「珍解答」があったら、
下の「投稿する」ボタンをクリックして
先生までメールしてくださーい。
あと、新潮文庫の「言いまつがい」を
読んでない人は、
ちゃんと読んでおくようにー。
それじゃあ、今日はここまで。
起立! 礼! 着陸!
♪キーン、コーン、カーン、コーン。


イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2005-11-21-MON
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