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新着「言いまがい」〜その633


 

ふと見た看板、新聞の見出し、
なんとなく読んで
「ええっ!」なんてこと、
ありませんか?
で、あらためて読み直すと
ぜんぜん違ってたりして。
そうです、それが「読みまつがい」。
頭のなかで変換されただけのものから、
実際に声に出してしまったものまで、
今日もたっぷりお届けします。


市内を車で移動中、
陽気そうなオジサンのイラストと共に
「ヒゲ&ダンス」の看板。
私の頭の中は
あのおなじみのメロディー。
楽しそうだなぁ。
ちょっと行ってみたいなぁ‥‥
と思っておりました。
何ヶ月もその道を通っていて、
ようやく気付きました。
「ピザ&タコス」でした。
(ヒゲダンスの女)

薬局に行ったら
サポーターのコーナーに
「しぶしぶサポーター」
というのが置いてあって、
なんでサポーターがしぶしぶなんだ?
と思ってよくみたら
「ふしぶしサポーター」でした。
(ふいづ)

警察署の大看板に
掲げられていたスローガン。
「駐車した
 その一台に
 泣く百合」

なぜにユリが泣く?!
と思ったら「泣く百台」の
見まつがいだった。
(動体視力なし)

車で走っていると、道端に
「うろ走り」
という文字が見えました。
(うろ走り? 確かに
 危なっかしそうな走り方だけど、
 聞きなれない言葉だなあ。
 警察が募集した新語かな?)
と思ってよく見ると、右から書かれた
「ゆっくり走ろう」の看板を
反対側から読んでいただけでした。
(うーろん)

ドライブしていると、
「ホテル
 ビックリマン」

というのがあった。
おもしろいなあと思ったら
「ホテル ビッグマリン」だった。
(07)

朝、出勤してきたら
隣の席の後輩が
「やさいけだもの」
というジュースを飲んでいた。
まだ頭がぼーっとしてたので
まさか、と思いつつ
もいちど見てみたら
「やさいくだもの」だった。
(のりこ)
「カメラのキモチ」
について
考えて10秒後。
私が見た看板は
「カメラのキヨシ」だった。
っていうか、
このまつがい、5回目だ。
(hana)
ショップで、
DVDソフトを探していました。
思わず目にとまったのは、
『こきざみに読む物語』
という映画。
感動を呼びそうもないタイトル、
でも見る人もいるんだな、
しかも小刻みに、と、よくよく見たら
『きみに読む物語』でした。
勝手に二文字挿入してました。
(momoichi)
さっき昼のテレビニュースを見ていたら、
画面に「アカン改造」の文字が。
「なにが?」と思ってよく見たら、
「エアガン改造」でした。
そりゃたしかにあかんやろ。
(竜巻小僧)
読売ジャイアンツの
元木選手が引退しましたね。
昨日新聞のテレビ欄を読んでいると、
「元木愛人を語る」
とありました。
「ええーっ、引退したばっかりで
 今度はスキャンダル!?」
と驚いたのですが、よく読みなおすと
「元木巨人愛を語る」
元木選手、すみませんでした。
(みや)
インターネットで
ニュースを見ていたら
「肉体改造
 安倍氏の初入閣有力」

との見出しが。
草野仁さんみたいに、
体を鍛えるおじさんが
増えているんだなと思い
記事を読んでみましたが
肉体改造については
まったく書かれていません。
よく見てみたら「内閣改造」でした。
(べーかん)
自転車を走らせていたら、ビルの脇に
「カラス営巣中
 頭上に注意」
という札が立てられていました。
巣作り中のカラスは
攻撃的になる、とか
カラスの落とし物は
大きくて破壊的、とか
子どもが授業で
習ってきたばかりだったので、
最近はこんな注意書きも出るんだ、
と感心しつつ
用心して上を見上げてみたのですが、
特にそれらしい物は見えません。
札をもう一度よく見たら
「ガラス清掃中 頭上に注意」
でした。
(でも、こういう注意も必要だと思う)
昨夕、博多駅で、
「九州かに弁当」
という弁当を買いました。
新幹線の座席で、
友人と談笑しつつ、
さてカニ食うかと言いながら、
開けた弁当をよ〜く見ても、
小さな囲みで16枡ほどに
区切ってあるどこにも、
カニらしいものは見あたりません。
カニはどこと一騒ぎして、
包みを見ると
「九州かこみ弁当」!
字体が紛らわしいと
八つ当たりするしかありませんでした。
(ポコちゃん)
新聞の投書欄を読んでいました。
その方は、娘さんが高校生で
お父さんとの関係が微妙な時期に、
一匹の黒いウナギ
ペットとして飼い、
「うーた君」と名づけて
かわいがっていたそうです。
お父さんと娘さんは
関係がギクシャクしていて、
お母さんが
「お父さんはあなたが生まれたとき
 飛び上がって喜んだのよ」とか
「寝てもさめても赤ちゃんに夢中で」
と力説しても、娘さんは
「覚えていない」と
冷たく言っていたということです。
ところが、うーた君は
くりくりした眼とかわいいしぐさで
お父さんのハートを
しっかりつかんでしまい、
お父さんがうーた君を
かわいがる姿を見た娘さんは、
お父さんの姿がほほえましく、
自分の小さいときの
父の姿を納得したそうです。
いい話だなあと、ほろりとしながら、
読んでいると何かおかしい。
「夫はウナギに
 やさしく話しかけ、
 世話を焼き、
 抱っこすれば
 無意識にゆすっている」

??? ウナギを抱っこ???
最初に戻って読み返すと、
ウナギではなくて、ウサギでした。
(madame jinjin)
小海老の魚介パスタを頼もうとして
当時高校生だったわたしは、
「こかいろうの
 うおすけパスタ」
くださいって言ったらしい。
全然記憶にありませんが、
最近友達が教えてくれました。
(アホです)
「旧石器時代」を「一日石器時代」と
おまつがえになったご友人の話
をみて
思い出しました。
「旧中山道」を
「いちにちじゅうやまみち」
と読んだのは、わたしの友人です。
某地方局でベテランに分類される
勤続年数を誇っています。
(しかも、本番中)

最後の「一日中山道」の投稿には、
おおおっ、と驚いてしまいました。
というのも、このエピソード、
あちこちで聞いたことのある
有名な話で
実際にあった話なのかどうか
よくわからなくなっていたのです。
まさか、それを言った人の
友人から投稿が来ようとは!
貴重な報告、ありがとうございました!
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イラスト:しりあがり寿
「言いまつがい」を投稿する。

2005-11-08-TUE
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