その2836
日曜日、いかがお過ごしですか。
年末の本格的などたばたが
スタートするのはもう少し先ですかね。
せめて、それまではのんびりしましょうや。
ほら、人の「まつがい」の話とかを
のんびりと、笑いながら読んだりしてね。
いつもどおりにやってます、
週末恒例の「まつがい」特集。
どうぞ、最後まで、お楽しみくださいませー。
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その日、会社のコーヒー当番だった先輩。
コーヒーの粉の入ったドリッパーを
コーヒーメーカーにセットして、
人数分の数字までダイヤルを回して、
あとは出来るのを待つばかり。
席に戻ってしばらくたつと
「チン!」と音がしました。
「あれ? あのコーヒーメーカー、
 そんな音したっけ?」
と思いながら見てみると、
コーヒーは影も形もなく。
なんか、コーヒーメーカーがのせてある
電子レンジのタイマー、回したみたいです。
(明日は私が当番)

コーヒーを飲もうと思い
テーブルの上に持ってきたのは
フードプロセッサーでした。
「やだ〜、間違っちゃった」と思ったら
手にはしっかりと
茶筒を握りしめていました。
(形は似ている?)

とても混雑した通勤電車の中。
身動きも取れないくらいでしたが、
揺れたときに、ちらっ、ちらっと見える
ドアのところに立っている男の人の顔。
‥‥かっこいいかも‥‥
すっごいかっこいい人がドア側に乗ってる!
その人の顔がちゃんと見えないまま混雑は続き、
途中の駅でドアの外に押出されたときに、
かっこいい人がいるはずのほうを見てみると、
そこには、
ドラマの宣伝のポスターに写る
佐藤健さんの写真がありました。
(そりゃかっこいいさ)

体育のあと、友達がセーターを
前後ろ逆に着ていたのを
指摘したのですが、
その後、
私がベストを裏返し
着ていたのに気がつきました‥‥。
(どっちもどっち)

買い物へ出かけたときのことです。
スーパーの駐車場から車を出口まで移動し、
駐車料金を支払うために窓を開けたのですが、
雨の日だったのであまり開けたくない
という意識が働いたせいか、
もう一押し位開き具合が足りない。
首を出した状態で更に窓を開けようと
パワーウインドウのスイッチを押したら、
どういうわけか窓が
閉まってくるではありませんか!
なぜか大根が車の窓で
鮮やかに切断されるシーンが思い浮かび、
猛烈に厳しくなる圧迫感と戦いながら
必死で窓とパワーウインドウの
スイッチと戦い続けたのでした。
(まど・こわい)

友達のまつがいです。
雪が降った朝、バタバタ忙しい中で
子ども達がカイロを持って行きたいと言うので
「そういえばお祖母ちゃんの
 使い残しがあったなぁ」と、
貼るタイプのやつを出してきたそうです。
パッケージに「直貼り」とあるから
変だなぁと思いつつも、やっぱり子どもの肌だし
直に貼るのはよくないと考えて、
肌着の上からペタリ。
そして子どもさんらが登校した後、
よくよく見て気付いたそうです。
それがカイロではなく
温湿布だということに。
帰ってきた子どもさん達
「全然ぬくくなかった〜」とのこと。
そりゃそうだ。
(友達の友達は天然)
こういうのでいいんだったらさ、
俺にもあるよ、たくさん、ほんとに、
というそこのお兄さん、ぜひ投稿を。
「投稿する」ボタンをクリックし、
あなたの心に残るその愉快な出来事を
適度な長さでささっと書き表し、
これでほんとにいいのかなどと
過度に心配しすぎることなく
メールの送信ボタンをぽんと押してください。
どうぞ、お気軽にご参加くださいねー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-11-20
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN