その2545 あなたは一日に何本のメールを送り、 何本のメールを受け取りますか？ 多い人も少ない人もいるでしょうけど、 たとえば10年前にくらべたら、 世界中を行き交うメールの数って もう、桁違いに増えてますよね。 だとすると、「まつがった」文面のまま、 先方に送られてしまったメール、 いわゆる「誤メール」も増えてるはず。 さぁ、そんな「誤メール」を 特集してお届けいたします。 きっとあなたももらったことあるはず。 あるいは、出したことがあるかも？

仲の良い友達のメール間違いです。 彼女は、会社であるプロジェクトのデータが 間違って消されてしまわないようにと、 「○○は削除禁止です」 と送ろうとして、打ち間違い、 「○○は悪女禁止です」 と書いたメールを プロジェクトメンバー全員に送ったそうです。 後から「悪女って、ＸＸさんのこと？」 と突っ込まれたりしたとか‥‥。 （YOKO.M） 私の会社では、期の始まりに 「今期も頑張ろう！」って事で キックオフという１年間の方針を プレゼンしたりする会が有ります。 で、会社の通達でメールが配信されました。 「クックオフ７月８日に開催」 えっ、クック？ （Lapisの茎） 得意先にメールを送ろうとしていた時、 「技術課○○様」と打ったつもりが、 後で見直したら 「秘術課○○様」になっており、 急に怪しい雰囲気になってしまいました。 （月曜日） 会社にきたクレームのメールです。 クレームですから、もちろん、 真摯に受け止めなくてはいけないのですが‥‥。 その方は、かなり怒り心頭で、 興奮気味にメールを打たれたんだと思います。 最後の捨て台詞、 「ふざけるなよ！！！！！」が、タイプミスで、 「ふざけるのよ！！！！！」に‥‥。 女王様から、荘厳な指令をいただいた 家来のような気分になってしまいました‥‥。 （m） とてもシリアスな仕事のやり取りを 続けていた、ある日の早朝。 「いろいろとご迷惑をおかけしてすいません」 と私が謝ったことへの返信で、 「いえいえい、 　こちらこそ、無理をいいまして‥‥」 というメールが。 朝からのりのりですね‥‥。 （相手はスキンヘッドの45歳） バイト先の人に 「お風呂わかしといて」 とメールした話がありましたが、 私は職場の先輩の男性に 「帰りにお味噌を買ってきてください」 とメールし、 「お味噌ですか？」 という返事をもらったことがあります。 （のりこ） 会社の後輩と、 とある出版社へ営業に行くことに。 その後輩との待ち合わせは、 出版社近くの地下鉄の駅に、午後２時。 約束の日の前日夜、 ケータイに後輩からメールが来た。 「明日の待ち合わせは 　午後９時ですよね？」 待ち合わせ時間が全然違います。 「午後９時じゃないよ！　午後２時。」 と、あわてて後輩に電話。 すると後輩は、 「あ、ぼくの打ち間違いです。」 後輩は「護国寺」と送りたかったらしい。 （濁点がひとつ余分なだけ） ほぼにちは。 先日、「ほぼ日」の冨田さんから メールを頂きました。 そこには 『こんにちは。 　ほぼ日刊イトイ新聞と見たです。』 と。 ほぼ日と何を一緒に見たんでしょう‥‥。 それとも、推理小説にでも はまっていたんでしょうか。 （犯人はあの犬とみた！）

さ、最後のネタは、うちのトミタ発の 「誤メール」じゃないですか‥‥。 申し訳ございません、ほんとに‥‥。 ま、それはさておき、と、 気分を無理矢理に切り替えまして。 「誤メール」に限らず、 さまざまな「まつがった」ものを募集中です。 「投稿する」ボタンをクリックし、 ことのあらましを簡単に書いて、 私たちに送っていただけるとうれしいです。 書く前にあれこれ思い悩まず、 どうぞ、お気軽にご参加ください。 大丈夫、やってみるとけっこう簡単です。 それでは、また明日ーーー。 イラスト：しりあがり寿

2011-02-02

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN