その2397
ハロー、スーザン。
キミはいまもジョークを欲しているかい?
不思議の国、ニッポンから、例のジョークを
たんまり仕入れたのでキミに送ろう。
そう、現地じゃ「言いまつがい」って
呼ばれている愉快なやつさ。
現実に、私があなたに送る、
つぎのような、ことばのかたまりは、
しばしば、ある種のエネルギーとなり、
あなたを、よい、幸福な状態に、もたらすを、
ゲットすることではないかと私は思う。
それじゃ、最後まで楽しんでくれ。
「言いまつがい」を投稿する
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かつてバリ島に旅行に行ったとき、
空港まで送ってくれた現地のホテルの従業員に、
感謝の気持ちを込めて
「君の事は忘れないよ
 (I Don't Forget You.)」と、
かっこよく握手をしようとしたところ、
「I Want Forget You.」
と言ってしまった。
それじゃあまりにも失礼過ぎる。 
すぐに気づいて訂正しましたが、
たった一文字違うだけで
とんでもない意味になってしまいますよね。
(Johnny-February)

英文でメールを書いてました。
末尾に
「See you again.
 Regards,」
と書いたつもりだったのに、
読み返してみたら
「See you again.
 Regain,
になってました。
(勇気のしるし←古)

授業で学生に英文を音読させたところ、
「1.7%」を
「one ten seven percent」
と読みました。
あまりにも自然で、
あやうく聞き逃すところでした。
(MAD)

中学生の時に行っていた塾での話です。
個別指導を受けていると、
隣のブースからこんなやり取りが‥‥。
先生「beginの活用形、言ってみろ」
生徒「え〜と、begin(ビギン)
   began(ビギャン)
   ‥‥bigen(ビゲン)!
先生「‥‥おまえ、最後はbeganだろ!
   ビゲンって白髪染めてどーすんだ!」
テキストでパコーンっと頭を叩きつつ、
絶妙なツッコミを決める先生に、
私を教えていた先生も、
私も笑いを堪えられませんでした。
(ま)

中2の息子。
英語の比較級を習い始めました。
先生が
「アメリカは日本より大きい、
 を比較級であらわすと‥‥」
と言って黒板に例文を書きました。
「America is larger than Japan.」
そして前列の生徒があてられて読みました。
「アメリカ イズ 
 ラージャー
 ジャン ジャジャン!
(コラマテング)

彼氏のお父様に初めて対面し、
ご挨拶したときのこと。
スコットランド人のお父様は、
「今年の初め、仕事で日本に行ったんだ。
 そのときに行った
 レストランでもらったマッチなんだ。
 何て書いてある?」と
私にマッチ箱をお渡しになりました。
そこには「ふぐ料理店」とあったので、
英語でふぐを指す
「Blow fish(ブローフィッシュ)」
と言おうとして、
Blow job restaurant」
と言ってしまいました。
ハッとしたが、後の祭り。
ブロージョブって、
日本語でフェラ○オのことですよね。
隣にいた彼が
「ブローフィッシュ、ブローフィッシュ」
と必死に訂正していました。
その場にいた皆さん、笑ってくれてありがとう。
(だって英語難しいんだもん)

高校の英語の時間。
ある英文の訳を答えるよう
先生から指名されたクラスメイトは
「uncle=おじ」のことを
「アンクルおじさん」
と訳していました。
皆爆笑してしまい、学園祭で我がクラスは
「アンクルおじさんのお店」という農村を
イメージしたカフェを出店しました。
(なんだか和みます)
HAHAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポン人っていうのは
ほんとうに愉快な人たちだ。
キミも、こういうのを知ってたら、
「投稿する」ボタンをクリックして
送ってみるといいんじゃないかと思う。
それじゃまた、セバスチャンの店で。
毒々しい色のグミを食べるときに
妙な快感を覚えるジミーより。
PS:
またうちの叔母がカボチャ泥棒を捕まえた。
今年はこれで4人目だ。アーメン。

イラスト:しりあがり寿
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2010-09-07
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN