その2272 みなさん、こんにちは。 えっと、きょうは、えっと、おもしろい、 「子どもの言いまつがい」をやります。 えっと、こどもって、こどもだから、 よく「言いまつがい」をするから、 いつもは、あんまりのらないんだけど、 えっと、こうやって、ときどき、 とくしゅうみたいなのを、えっと、やります。 えっと、それでは、はじめます。 さいごまで、よんでね。きっとね。またね。

明日が遠足でルンルンしている 小学生の姉を見て、 弟（５歳）がボソッと一言。 「お姉ちゃんが 　にくらましい‥‥」 にくいほどうらやましいっていう 意味のようでした。なるほど！ （新語に登録したい母） こどもが４歳くらいのとき‥‥ 朝食のクロワッサンを見て、 「わーいっ！ 　くろやすさんだーーっ！」 くろやすさん？　黒安さん？　誰？ （あまなっとう） 幼稚園に入園したての息子に 「担任の先生なんて名前だった？」 「う〜んと、ひつじ先生！」 惜しい！ （担任は八木（やぎ）先生） 小学生のころですが 給食時間になって 「ほら、早く、 　くつえ、つっくけて」 と、言ってしまいました。 意識して言おうとすると、 これがなかなか結構難しい。 （ソムナン） 公園の横を通ったら、 ブランコを勢いよくこいでいる 元気のいい男の子が叫んでいました。 「あいつ、くけ算できないんだぜ！」 あらー、九九とかけ算混ざっちゃったな。 （ゆっ） 子供たちとバドミントンをしていました。 お姉ちゃんは上手なんだけど、 弟が入ると続かなくて‥‥。 ところが今回はやけに上達していて、 サーブも入るし、打ち返せるし。 母と姉が 「うわっ、なんかめっちゃうまくなってる！」 と驚いていると、 本人、大得意の顔で一言。 「すごいでろ！？」 いつものしゃべり方の「すごいでしょ」と、 ちょっとお兄ちゃん気取りの「すごいだろ」が 一緒になっつまったようです。 （まめママ） ８歳の息子が風邪ひきました。 でもちょっと良くなって、 ご飯も食べられました。 もう元気になった？ 「うん。ゲホゲホ‥‥ 　でもちょっとまだ風邪みぎ‥‥」 お、惜しい！　風邪ぎみね。 調子悪いからね、しょうがないね、 早く治そうね。 （あけおばば） 息子と娘と横断歩道を渡っていました。 走る息子。あっ、自転車とぶつかるっ。 「ストップ！」と叫ぼうとした瞬間、 私よりはやく娘が大声で叫びました。 「15っ！」 ‥‥え？ 横断歩道のしましまを数えていたらしい。 （にの） ５歳の息子が アニメのキャラクターを見て 「あっ、ねずみおやじだ！」。 （それはねずみ男だよ）

えっと、どうでしたか。 どうでしたかっていうか、 えっと、たのしかったですか。 ぼくは、たのしいとおもった。 こういうのを、しってたら、おくってね。 「投稿する」というところをおして、 おもしろかったはなしをかいて、 そうしんのボタンをおす。 メールを、えっと、まってます。 それでは、さようなら！ イラスト：しりあがり寿

2010-05-05

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN