その2093
誰かの「まつがい」を、
その「誰か」から切り離し、
純粋に「まつがい」としてとらえて
それをいくつも並べてみると、
それらの「失敗」は、
ある種の「娯楽」として機能しはじめます。
ああ、なんて素敵な転換でしょう。
週末恒例の「まつがい」特集。
今日も愉快な出来事がそろってます。
どうぞ、最後まで、ごゆっくりー。
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車の運転中、信号待ちをしていた時のこと。
冷房が効きすぎてきたので
スイッチを切ろうと思った私は、
おもむろ
に車のエンジンそのものを
切りました。
サイドブレーキもひかず、ギアもDのまま。
静まりかえる車内。
‥‥信号が青になる前にまつがいに気づき、
元通り発車できました。
(しの)

たった今やりました‥‥。
昼食用にカフェオレを作りました。
テレビを見ながら中を
確認せずに飲んでみると
「まっず!!」
コーヒーに注いだのは
牛乳ではなく、
飲むヨーグルト‥‥。
少し考えて、もったいないので飲みました。
(同じ色のモノは危険‥‥と)

お財布に現金がなくなったので、
土曜日で時間外手数料がかかるのは
わかってはいましたが、
お金をおろそうと思ってATMに行きました。
5千円と入力したつもりが、
出てきたのは
5円
唖然としてでてきた取引明細を見ると、
「お引出し5円、手数料105円」と
しっかり書かれていました。
もう一度手数料を払って
今度は5千円を引き出しましたが、
5円に105円の手数料は
とても悲しかったです。
(ATMにはご縁がないようです)

小さいころ、母親に
「お風呂準備できたから、入ってきなさい」
と言われて風呂場に行ったら風呂桶は空。
「?」と思って、
聞き間違えたのかなと思った私は、
蛇口をひねってお湯をためながら、
一度居間に戻りました。母親が私を見て
「お風呂入りなさいって言ったでしょ」
と言うので「お湯入ってなかったよ」と伝え、
よくよく確認してみたら、
母親は風呂桶の
栓をせずに
お湯をためようとしていたことが判明。
お湯が冷めないようにお風呂のフタを
蛇口のところだけあけてお湯をためる
母親の癖が裏目にでたようです。
ちなみにその翌年、母親が入れてくれた
お風呂に入ったら
水風呂でした。
(お風呂と相性の悪い娘)

眼科で看護師をしています。
患者さん(おばあちゃん)の
視力検査をしていたときの話。
私 「右目から検査します。
   輪っかの穴があいてる方を
   教えてくださいね。
   ‥‥では、これは?」
患者「えーっと‥‥
ひがし!
私 「はっ?」
患者「東だろう?」
突飛な答えにビックリしたけど、
その視力検査の輪っかの切れ目は右の方で、
その方角は東の方でした。
(上の時は北?)

今日、また牛乳の紙パックを
から開けようとした。
四回連続。
どうしたんだ、わたし‥‥。
(今までは普通にあけていたのに)
読みながら、
自分の「まつがい」を思い出した場合は、
それを投稿のチャンスととらえ、
「投稿する」ボタンをクリックすることを
私たちはおすすめいたします。
そしてことのあらましを簡潔に書き表し、
できるやいなや送信ボタンを押してください。
なにしろ、気軽に、ご参加ください。
それでは、また、明日ー。

イラスト:しりあがり寿
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2009-11-07
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN