ほぼ日ブックス

『言いまつがい』ニュース2
見本誌が届きました!

ほぼにわ!

ついに、昨日、
「ほぼ日」編集部のある「明るいビル」に
『言いまつがい』の見本誌が届きました!
仕事の手を止めて
わらわらと群がる「ほぼ日」乗組員たち。
初めて目にする完全な状態の
単行本『言いまつがい』。
表紙の寸の短さにウケ、
カーブのなめらかさに
必要以上に感激したりして、
ひとしきり盛り上がりました。
やがて、色校があがったときと同様、
今回もまたページを繰っては
「じぶんはいかにこの投稿が好きか」トークを展開。
彼らの力の入りっぷりは、毎日更新している
「俺と言いまつがい」でおたのしみくださいね。

『言いまつがい』の特長その3
装丁☆祖父江慎(2)

仕掛け満載、『言いまつがい』は
「豪華本風」の仕上がり!

「ほぼ日」で連載中の吉田戦車さんに、
こんなエハイクを詠ませる人は
日本で、いや世界でおそらくただひとり、
祖父江慎さんだけでしょう。
『言いまつがい』にぶつけられた
「奇プラン」も想像以上に
どえらいものでした。

さぁ今回も
おそらく世界初と思われる装丁について、
昨日からの続きをお送りします。

○『言いまつがい』にパラパラ漫画。

「質の高い不要は、すぐに必要不可欠になる」
そんな格言があったか、なかったか。

寸足らずに、なぜか途中から
折りたたまれている表紙をめくると、
すでにこのページでは
おなじみとなった感のある
踊るおっちゃんが待っていて、
さらにそこのところを「パラッ」とめくると
もうひとり。
パラッ、パラッとしていただけると、
あろうことか、おっちゃんが踊るのです。
あろうことか‥‥!

パラッ (よっ)
パラッ(ほいっ)

「質の高い不要は、すぐに必要不可欠になる」
そんな格言があったか、なかったか。
でもさすがに、
○穴はあいてなくてもいいんじゃないか。



いんや、今さら野暮は言うまい。
表紙をめくると、
あいているんです、穴が。
故意にあけました。
だから、もちろん、次のページが見えてるんです。
ええ、もちろん。
「人類にとって、穴は必要不可欠である」
そんなことを伝える気があったか、なかったか。

○本への入り口、「もくじ」だって。

ごらんください。
もくじは、こんなふうになっています

V字! アンド V字!

ついでに申しますと、
『言いまつがい』の本文は、
このポップな3色で展開しています。

昨日ご紹介したしりあがり寿さんの挿画
じつは、この3色のうちの1色で
印刷されているんですよ。

○紙の色は、たがい違いに。

画像ではちょっとわかりづらいのですが、
『言いまつがい』は32ページごとに
まっしろい紙と、うすいクリーム色の紙で
構成されています。

いかがでしたしょうか?
『言いまつがい』は、
ボリュームたっぷりの352ページ、
厚さおよそ21ミリと分厚くて、
しかもこれだけまつがいだらけの本なのに、
カドが丸くて
したのほうが狭くなってるおかげで、
まるで「人間工学に基づいた」かのような
持ちやすいフォルムに
しあがっていたりします。

──おそるべし、男・祖父江慎。

「間違いだらけの本をつくるからには、
 間違いだらけの本をつくるべし」

そんなことわざが、あったか、なかったか。

ぜひ、お手にとって、
あちこちまつがい探しをしてほしい、
そんな装丁なのです!

発売まで、あと8日!
ご予約絶賛受付中!


ワシは、ここがいいと思う!祖父江慎さん プロフィール


2004-02-06-FRI
ホームへもどる