ほぼ日刊イトイ新聞 - 重松清さんと、かっぱ橋。


──	楽しかったですねえ。
重松	食材もあるっていうのがまたね。
──	さて、お昼に話したんですよね、最後はキッチンワールドに戻って買い物をしましょうと。
重松	最後に本気買いが。
──	もちろん自分のものを買っていただいていいんですけど、せっかくなので、「ほぼ日」読者プレゼントも選んでくださいますか。
飯島	はーい。
重松	これだ。
飯島	はやっ。

──	「ムッキー」ですね。
重松	はい、ムッキー、いきました。名前もいいしね。というか、これは単純に俺が欲しいんだよ。
──	「ヌルヌルした芋が滑らず安心！　包丁使わず簡単皮むき！」という、ゴムの手袋です。
重松	それからこれ、ちょっと気になるねえ。
──	「Toast 焼き網」ですね。
重松	もう、はっきり言ってね、これ使った人がね、いいよって言ったら、俺、買いに来るよ。
──	モニターとしてプレゼント？
重松	そう、モニターとしてプレゼント。
──	当ったかたは感想をください。ガス火でパンを焼くための金網です。ほんらいは飛騨コンロ用の網だと書かれています。
重松	それからこれでしょう、シリコンべら。
──	「ソフトスプーン１Ｐ」ですね。ジャムの中身を取り出すのにいい、耐熱シリコンのスプーンです。これは飯島さんもおすすめです。
飯島	はい、おすすめです。
重松	そして、ソースポット。
──	カレールーを入れる。
重松	われわれ昭和のカレー好きにはたまんないものでしょ。
──	世代的にも、たまりません。
重松	うーん、あと、何がいいかなあ。あ、これだね。リンゴの皮むき器。
──	これ、高いんじゃないですかね、もしかして。
重松	幾らするんだろう？
──	幾らするんでしょう？
重松	（値札を見て）幾らだと思う？
──	3,500円くらいですか？
重松	君ならね、涙流すと思うよ。ハウマッチ、幾らだと思う、ほんとにマジで？
──	マジで？
重松	泣くよ、これ、聞いたら。
──	泣くってことは、なく‥‥790円とか。
重松	惜しい。
──	惜しい？
重松	1,110円！
──	ああ、1101じゃなくて1110円！これで５点になりました。プレゼント、お買い上げですー。飯島さん、重松さんは決まりましたよ。
飯島	早っ。
──	リンゴの皮むき器、カレーポット、飯島さんお奨めのシリコンゴムベラ、パン焼き、ムッキーです。
飯島	おおー。わたしはですね、これを選びました。
──	工房アイザワの、網じゃくしですね。これ、飯島さんもお使いですよね。
飯島	これ、すごくいいですよ。目が細かいからほんとに油だけが取れるんです。モツ煮とか煮て、油をすくいたいときに。それから、これにしよう、粉ふるい器。
──	「粉ふるい器　気くばりさん」。そのまま粉の保存容器になってて、計量の目盛もついています。
飯島	それに、これ、どうですか？ひらたいお玉。いいですよ。
──	「ののじ」の、グッドデザイン賞をとっている平たいお玉。これも『LIFE』に登場してますね。
飯島	『LIFE』によく登場しているものでいうとこの、野田琺瑯のバットと、油切りに使う網をセットで。
──	揚げ物を、お皿に移す前に油切りしておくバットですね。
飯島	あと、もう１点、千切りがかんたんにできるピーラーです。
──	おお、千切り用ピーラーにしてはずいぶんオシャレです。意外なことにスイス製！「ジュリエンヌカッター」というすてきな名前です。持ち手が、ちょっと布袋様の耳たぶみたいです。
飯島	以上です。
──	ありがとうございました。あれ？　重松さん、どこかに消えてしまいました。自分の買い物なさってるのかな。あ、いらっしゃった。やはり自分の買い物をなさっていたようです。
飯島	何買ったんでしょうねー。
──	重松さんのお買い物は、あー。野田琺瑯のかわいいポット買ったんですね！
重松	はい。買っちゃった。
──	それはなんですか。柔らかいまな板？
重松	柔らかいまな板と、水切りのできるまな板。
飯島	奥さま、絶対喜びますよー。
重松	野田琺瑯のポット、ずっとほしかったんだ。
飯島	何色ですか？
重松	白！
お店の人	ありがとうございまーす。
重松	さ、それじゃ、買い物もすんだし、お茶でも飲みながらすこし話そうか。
──	では移動しましょう、「合羽橋珈琲」というカフェにまいりまーす。プレゼントへの応募については、このページの下のほうをごらんくださいねー。

	（ということで、みんなでコーヒー屋さんに移動です。つづきます！）

キッチンワールドＴＤＩ
（東京直輸入センター）
東京都台東区松が谷1-9-12 SPKビル1階
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2009-12-01-TUE