菅野綾子
メルヘン の ピーナツバターサンド(231円)
鯵とポテトの重ね焼き、リピエーノ、カプレーゼ、海老のジャガ芋巻き
1811円 おつり189円

その弁当を買った理由(複数回答可)
これまで見たことのないくらいたっぷりの、
しかし絶妙な量のピーナツバターがはさまった
サンドイッチが目に飛び込んできて、
どうしても食べたくなりました。
食べる前に期待していること
どんなことがあっても、
最後にあのピーナツバターサンドがあるから、
最後は必ず満足だ。
あとは自由に好きなものを、
ひと目惚れ感覚で選べばいいだろう。
食べる前に、あえて、その弁当の弱点を言うなら?
メインがわかりにくい。「ごはん」らしくない。
食べてみての感想(なるべく具体的に)
ひと目惚れしたメニューは、すべて、作り手の人が
「あなた、これのここがこういうふうに好きでしょう!」
とわかって作ってくれる気がしました。
ドンピシャなお味で、ひとつひとつ
身もだえしながら食べました。
なるべく同じお店で構成するようにしたのですが、
自分でバラでセレクトしたので、
全体的なまとまりに欠けました。
この弁当に発見できた作り手の工夫や情熱
メルヘンのピーナツバターサンドは
「人気のピーナツバターがたっぷり!」という
売り文句のとおり、ほんとうにたっぷりで、
そのサービス精神と味のバランスのよさに感動しました。
あんな2色の食べものが‥‥すごい!
パンは時間が経ってもしっとりせずに、
あっさりもっちりしていました。
いろとりどりのサンドイッチが並ぶなか、
あの2色のパンを、ショーケースの右上コーナー
(店員さんの顔にいちばん近い)に
置くのも絶妙だと思います。
「あなた‥‥これでしょ?」と言われているようで
たまりませんでした。
カメレオンのトマトとモツァレラチーズは、
水分が出ないように、
お塩を別付けで持たせてくれました。これもおいしかった!
どの売り場にも、「当店人気ナンバー1」「ナンバー2」の
表示がありました。
そういうPOPは見ているだけでうきうきします。
どういう人たち向けの弁当だったか?
フランスの田舎のピクニックにあこがれる弁当。
ペリエかシャンパンが欲しいところでした。
作り手に、メッセージを
しあわせを、ありがとうございます。
「ほぼ日」を読んでいる人たちにも、ひとこと。
どの「お弁当」も、おいしく食べているようすを
想像して作ったんだなあ、
ということがわかるおいしさでした。
作るときも、買うときも、食べるときも、
そしてこれを読むときも、
みんながうれしくなればいいなぁ! と思いました。
読者のみなさんも、関わる人も、
すべてがうれしく思ってつくりあげる何かを、
「ほぼ日」11周年の節目に刻み、
追求していきたいと思います。