HARUOMI HOSONO DREAM DIARY
夢を見た・・・

オカヤンがパリス・ヒルトンと付き合ってる。
ソファに座っている彼女を部屋に置いて、
みんなでお出かけだ。
その時ぼくが
「じゃあ、車でパリス・ヒルトン(のCD)でも
 聞こうか・・・」
とオカヤンに話ながら部屋を出ていくと、
背後でパリス・ヒルトンが、
ジワ〜っと感激している気配がした。

(2006/09/08)

イラストレーション:小辻雅史
解説
起きると朝のTVワイドショーで、
「パリス・ヒルトン、飲酒運転で逮捕・・・」
というニュースをデーブ・スペクターが喋っていた。
オカヤンとはグラフィック・デザイナーで
ミュージシャンの岡田崇くんだ。
彼はボク以上にパリス・ヒルトンが気になるらしく、
新作CDの宣伝で来日した時は、
記者会見があることをボクに教えてくれた。
でも二人とも行くわけがなかった。

このごろのハローミ

まーた始まっちゃったんだな、夢日記・・・。
やーっと寒くなったんだな、世の中・・・。
最近、山下清画伯みたいな口調になっちゃったんだな。
顔もそんな感じ。

山下清は子供の頃のアイドルでした。
「兵隊の位でいうと・・・」
という画伯独自の価値判断の口癖は、
当時大流行したものです。
デパートの展覧会に行ったら御本人がいて、
目の前で黙々と貼り絵をしてました。
その一心不乱な姿が目に焼き付いてますが、
それはもう50年も前の話なので、
思い出というより歴史みたいなものです。

ところでパリス・ヒルトンのCDを聞いた
ロッド・スチュワートは、
「いまいちだね」と言ったらしい。
週刊誌「スピリッツ」の
一行情報に出てたんだけど、
この一行情報、よく読んでるんだな、
ぼくは・・・。


2006-12-07-THU
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