ほめ道を往く。
「ほめられて伸びる派」のためのページ。

フランソワーズさんは、
「かっぽう着」や「しまうま」をほめたりもしますが、
きちんと一般の流行も視野に入れているのです。
「えなりかずき」や「藤岡弘、」をほめたりもしますが、
木村拓哉さんや中田英寿さんの存在を最重要視する
きわめて常識的な価値観も持ち合わせているのです。
今週は、いわば、陽の当たる「ほめ道」!
「冬のソナタ」を切り口に、
「純愛ドラマ」を語ります。



第三十一回
純愛ドラマをほめる。
〜「純愛ドラマ」は景気回復の鍵!〜

うーーん、ステキですね「冬のソナタ」♪

今、NHK総合で土曜の夜にやってるでしょ?
すごく話題だったから興味本位で観て以来、
もう、はまったなんてもんじゃ、ありませんーー!!

まだ、始まったばかりだからこれからますます
おもしろくなるのでしょうけど
本当に悲しくて、切ない「初恋」の味なのよね。

「初恋」経験者なら誰だって感情移入できちゃうはず!

わたし、思うんだけど「冬のソナタ」って
「古き良き日本」っていうか、なんだか懐かしくない?

ファッションや、セリフや、
セットなんかのせいもあるんだろうけど
「いつか見た光景」っていうの?

なんだろーってずっと思ってたんだけど
これってバブル期の日本のドラマのテンションに近くない?

「君の瞳に恋してる」とか
「東京ラブストーリー」とか
「101回目のプロポーズ」とか

そのドラマがある日はOLの帰宅時間が
早くなってた、あの頃のドラマ!

登場人物たちはみんな
「え? 仕事はどうしたんだ?」って
思っちゃうくらい「恋」に重点をおいた生き様。
ものすごーく、「ベタ」なセリフと
主人公の「恋」を邪魔する横取り女。
そして要の「もうひとりの男」!
お決まりのパターンなんだけど
「こうでなくっちゃ」ね!!
理屈じゃないのよ! 女心は!!
好きだといってるじゃないの!!

ただひとりの人だけを愛し、思い詰める主人公。
「やっぱ、ここまでの愛じゃないとダメなのね」と
そんな出会いを待ってしまう女性が急増し、
日本に独身女性が増えました。

その後、バブルが崩壊し、ドラマの黄金期が去り
「ベタ」な「濃い」ドラマより、
「雰囲気重視」のドラマが増えた気がするのよ。
「セリフ」よりも「ムード」。
でも、やっぱ、「セリフ」で言ってくれないと
わかんないね!
何だかんだ言っても、そうゆうことなのよ!
で、今また「ベタ」がいいじゃんって
ことになってきてるでしょ?

女性のスカートの長さと経済は関係があるらしいけど
ドラマと経済にも絶対何らかの関係があります!!

ここで、大予言!
「純愛ドラマが流行る」ということは
「日本の景気は回復します」!!

わたし、前々から思ってるんだけど
「恋」って世の中を作っている1番大きな力よ!!

みんな、なぜ向上心を持つのかっていうと
きっかけは「もてたい」からでしょ?
「お金持ち」になりたいって人だって
「孤独なお金持ち」を目指してるわけじゃないのよ。

だから「純愛」が流行ると
「恋を信じる」オーラが世の中に充満して
みんなの胸に「向上心」が芽生えちゃうの!!

まだ見ぬ、未来の「誰か」にために
ステキな自分になりたいのねーー。
なんて、かわいいのかしらん??

「純愛」が流行ると、まず、女性が変わります。
「ギャル」って呼ばれてるちょっぴり強そうな
女の子たちや、「おばちゃん」と呼ばれてる
確実に強そうな女性たちが
「純愛パワー」によってあらあら不思議
かわいく、優しい気持ちになっちゃって
「けな気な女に大変身」!!

そんな女たちを見て、男たちは
「俺が守ってやるぜ」って
ちょっぴり勘違いするのよ!!

ドラマの舞台になった場所は
たちまち「観光名所」となり
ドラマで使った小物は飛ぶように売れ
ドラマと同じマンションの倍率はもちろん1000倍。

「もてたい」男と女が向上心を持って仕事を
がんばるわけだから、「新発明」や「新発見」も続出!
経済効果がないほうがおかしいでしょ?

「援助交際」や「出会い系サイト」なんかも
「純愛ブーム」さえくれば廃れるに違いないの。
だって、「純愛」は「下心」があってはダメなんだから!

プラトニックラブ万歳!!

「冬のソナタ」がここまで支持されるには
やっぱ、それなりの理由があるのです。

みんな、待ってるのよ!
「運命の人」を!!
「初恋の味」を!!
「情熱的な自分」を!!

「恋」への幻想がなくなると
まず「男の子」がちゃんと大人になれません!
「女の子」に「夢」を見れてこそ
「男の子」は「男」になれるのよ!!
絶望させてはいけない!!

日本政府もそのことを念頭に置いて
政策を考えたほうがいいね〜!

例えば、実は坂口厚生労働大臣が、
昔、死に別れた初恋の人と
瓜二つの女性に出会って揺れている。

とか。

例えば、小泉総理が40年間片思いしてる。

とか。

「片思い」なんて「純愛」中の「純愛」でしょ?

ね。こういう話って、聞きたいじゃん?
「いい人」そうなエピソードだもん。
支持率も上がるし、政治への関心も高まるでしょ?
そして、新しい法案とかできたりしてねー。
「片思い家庭支援法」とか「純愛年金」とかねーー。
ネーミングだけで「ドキドキ」するでしょ?

国勢調査でも「既婚・未婚」だけでなく
「片思い率」もちゃんと調べた方がいいんじゃないの?

もっと、「純愛」をクローズアップしてほしいわ!
「常識」にするくらいの勢いでさー!

成就することが全てじゃないのよ!!
子どもの数ばかり気にするのも
何だか下品とちゃうの?

尊敬する岡本太郎さんも
「恋愛は必ず、どちらかが片思い」っておっしゃってます。
もし、結婚してたとしても
「同じだけ好き」とは限らないの。
必ず、どっちかが少し「切ない」のよ!!

だから、既婚者のみなさんだって
考えようによっちゃあ「純愛中」なの。
ああ、プラトニックじゃないから、ダメか‥‥。
いや、別にいいわ。いいことにしましょう。

世の中、こうやって変わっていくのね!
本当にお勉強になります!!

TV局の皆さん! もっと「純愛ドラマ」を!!
わたしたちに「愛」を!!
日本に潤いを!!
「うっとり」した気持ちで毎日を過ごせたら
毎日は薔薇色よ〜〜!!

とりあえず、「冬のソナタ」を一緒に観ましょう♪
土曜の夜、テレビの前に集合よ♪





出ました、経済回復宣言!
小泉首相や坂口厚生労働大臣、
岡本太郎さんの名前も登場しますので、
きっと経済回復はまちがいのないところでしょう。
ほめることで経済も上向かせるとは、
ホメルギーおそるべし。
また来週お会いしましょう。

イラスト:さとうみどり

2004-05-11-TUE


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