SAITO
もってけドロボー!
斉藤由多加の「頭のなか」。

国のサービスレベル(短期連載第3回)
免許の講習料の話

今回は免許の更新をした時の話です。
毎度のことながら、交通違反がたたって、
講習をうけることになりました。
皆さん、ご存知でしたか? 
受講料がしっかりと徴収されているのを・・・。
私の行った幕張の試験場では1700円(だったと思う)が
しっかりと明細に上乗せされておりました。
違反のない人は、受講の必要も、
受講料の支払いも必要なく、手続きだけで帰れるのですが、
違反がすこしでもあったドライバーは、
みっちりと「事故の怖さ」をうったえる映画を
鑑賞することになります。

この1700円(だったと思う)は、
いわばこの教習映画の製作につかわれているのでしょうか?
さしてお金がかかっているとは思えないこの教習映画は、
年間、何百万人の観客を動員している計算に
なるのだろうか? と考えて
ざっと計算したところ「タイタニック」の比では
ないことが容易に想像できました。

違反者には罰を、というのはわからなくもないが、
罰金をはらった身としては、
「まるで二重取りではないか」
「じゃあ、罰金はどこに使われているんだ?」
と、と思ってしまう自分は不埒でしょうか?

「罪をおかしたんだから文句をいうな!」
とおこられそうですが、
行政のサービスというのは競争がない故に、
いつも選択肢の余地がない。
それ故、不満の種を蒔いているように思えます。

アメリカで駐禁をとられると、
ワイパーにチケットが挟まれていますがそこには
「罰金はVISAとMASTERカードのどちらでも支払いができます」
と書いてありました。
支払うほうも便利でした。
21世紀も中ごろには、自分で国を選ぶ時代。
豊かな国でい続けるために、
国が魅力的なサービスプロバイダーになることを
意識するではなかろうか、と思った次第です。



クレジットカードで支払えるアメリカのチケット

2001-01-15-MON

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