とんでもない、原丈人さん。 次の時代のヒントは、この人のなかに?  第3部 「XVD」と「吉本隆明」を組み合わせ、 「スピルリナ計画」の難題を解決し、 「世界一の鉄道博物館」を建てるという話

第5回 ご自宅から生中継!
ブラック・ネットの事業なんかにしても、
スピルリナ構想にしても、
原さんのうしろから、
みんな、ついてくことができるじゃないですか。

ああ‥‥もしかすると、それは、
いちばん大切にしていることかもしれない。

われわれの「使命」といったら
大げさに聞こえるかもしれないけどね。

そうですか。

たとえばね、ブラック・ネットには、
外国人がふたりしかいない。

他は全員バングラデシュ人なんです。

あの教育と医療のプロジェクトって
ほとんどバングラデシュの人たちだけで
現場を切り盛りしてるんですか?
そうじゃないと、技術移転しないですからね。

ああ、なるほど‥‥なるほど。

やっぱり、レールを敷いてるんだ。

それに、テクノロジーというものは、
いっしょにケーブルを配線したり、
システムを組み上げたり‥‥
手から手へと伝わっていくものだと思うんです。
ついてこられるように、してる。

そういう意味では
アフリカのプロジェクトも、まったく同じ。

ちょっと気の長い話になるんですけど、
ボツワナという、
比較的、政権が安定している国の
栄養不良と飢餓問題を
まずは解決しようと思ってるんです。

ボツワナはアフリカ53カ国の中でも、
早くから独立を勝ちとった国。
政権はクリーンで、
しかも比較的豊かですから、
他国のお手本となっている国なんです。

ほう。
そうやって、ブラックアフリカのなかに
「アライアンス財団ボツワナモデル」なるケースを
ひとつ、つくれば‥‥。
なるほど、他のアフリカ諸国は、
その成功例をお手本にすればいいわけですね。
あとは、
ボツワナのあとを追っかければいい。
とりあえず、証明するんだ。
ええ。
でもそのやりかたって、
「何が起きたか」が具体的に目に見えるから、
誰にでも、理解しやすいですよね。
そう、どうすればいいか、
誰にでも見えるようにしておくのです。
あの「すごいXVDテレビ電話」だって、
話を聞くのと、実際に見るのとじゃ、
ぜんぜんちがいますもんね。
でしょう?
お話を聞いているだけだったら、
「ふーん、そりゃすごそう」とは思うんだけど‥‥
実際に見ると「うわーあ」って。
あはははは(笑)。
でも‥‥あれを見て「ビックリした人」って
まだ、そんなにいないわけですよね?
うん、まだね、そんなには。
ぼく、ああいうすごい技術を
もしも使わせてもらえるとしたら‥‥って、
ちょっと、考えてみたんですよ。
ほう。
そしたらね、思いついたんです。
‥‥なんだろう?

どれくらいのコストがかかるのかとか、
どんな問題があるのかとか、
ぜんぜんわかってないんですけど‥‥。

言ってみても、いいですか?

ぜひ、聞きたい。
紀伊國屋って書店さんがありますよね。
新宿に。
はい、はい。
その紀伊國屋書店さんの持ってる
紀伊國屋ホールってところで
吉本隆明さんのイベントを、やりたいんです。
ほう。
それも、吉本隆明さんご本人は、
「ご自宅にいながらにして」。
‥‥なるほど。

吉本さんは、ぼくにとっての
唯一の「先生」だと思ってる人なんですが、
今年もう、84歳。

ちょっと、お足がわるくて。

ええ。
だから、吉本さんはご自宅の居間に座ったまま、
紀伊國屋ホールの会場へ
「XVD」で生中継することができたら、
ものすごく臨場感のある
「ライブ講演会」ができるんじゃないかと。
うん、うん。

しかも、当日、会場に来てくれたお客さんは、
吉本隆明さんのお話を通じて
原さんの「XVD」を体感することができる。

つまり、「XVD」という最先端の映像技術が、
問題の解決策であると同時に、
イベントのもうひとつの魅力にもなるわけで。

おもしろいね。

これまでの原さんのコンテンツを
読んでくれていた人なら、
あのとき話してた
「すごいXVDテレビ電話」って
これのことなんだ‥‥って。

このテクノロジーを使って、
バングラデシュの遠隔教育・医療事業を
実現するのか‥‥って
わかってもらえると思うんですよ。

ええ。
どうでしょう?
いいですね。
ご自宅から生中継、できます‥‥か?
もちろん、できます。
<続きます!>
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2008-10-24-FRI