ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

315.男の生理?

何日か前に書いたんだけど、
ガンジーさんの意見に、どうも賛成しにくいこともある。
特に、性が関係した話題の時には、
ぼくには、どうも納得がいかないんだよなぁ。

だけど、納得がいかないというぼくの考えのほうが、
みんなには変わっていると思われるかもしれない。
邱永漢さんと対談した本『お金をちゃんと考えることから
逃げまわっていたぼくらへ』の続編みたいにして、
『性をちゃんと考える』って本を、書いてみたいなぁ。

みんなが、「そうに決まっている」と言っていることが、
たいていは怪しい、根拠のないものだと思うんだ。

今回のガンジーさんの意見にしても、
タイトルの「オトコのからだ」ってのは、
「多くのオトコが持っている誤解」ってこととして、
考えなおせることだと思うんだよなぁ。

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「オトコのからだ」

夫婦やカップルで連れ立って歩いてる時でも
オトコはすれ違うオンナに視線をおくるよね。
またよく女性が話してることに
「あんなにキレイな奥さんが
いるのに何で浮気なんかしたんだろう」と
解せぬという顔つきをする。

これいずれもとオトコの性を知らないんだね。
当然だろうけどさ。
外見がキレイでも飽きるんだねぇ。
ガンジーが結婚と恋愛を分けろ、と言ってる所以だ。
飽きぬまでも食傷気味ということもあるんだ。
勝手な話しだと思うけど。

女性に比べて男は飽きっぽいこともあるだろう。
だから宇宙飛行や
単純な仕事には女性が適してるともいわれる。
動物のオスメスの本能がどんなものかは知らないけれど、
いろいろ物色し種の保存に積極的なのがオトコの方だろう。
でも合意、合法的でなければならないのは当然。
21世紀だというのに暴行事件が起きるのは情けない事だ。

恥じらいのあるかっての時代ならいいが
現在のようにセックスがゲーム化してるこの頃では
外見でくっつくことが多いだろう。
これもっとも危険だ、と言いたい。
付き合ってすぐ結婚なんて気を付けなければいけないね。
タスデ美とガンジーのようなケースもあるけど
ワレらは「忍耐」の2字で危機を乗りきってきた。
それに勝る目的があったからでもある。
どっちが忍耐をしてきたかって?
そりゃeach other さ。
時にはタスデ美であり
またある時は不肖ガンジーだったのでありまーす。

その目的とはいい家庭をつくり
これまで欠けていた親戚との付き合い方など
改めたいことがいっぱいあったからね。
家族運の薄いタスデ美と
ろくでもない家族親戚に囲まれたガンジーとの
国家間の協定にひとしい合意があったればこそ
これまで無事に過ごして来られた。
この先は??
この頃タスデ美ちゃんお出かけが多いんだよねぇ、
フクに尾行を頼もうかなぁ。

で、その大前提があればこそ
危険な浮気の衝動にも耐えられたんだと思う。
熱列な恋愛といっても最後はオスメスの関係だもんね。
(なんて偉そう&Stoicな言い方だべ)

あとで虚しさが残るだけだぜ。
人間らしい恋はそこに到るまでの過程にある。
恋はプロセスであってプロレスではない。
恋は語るもので精神面がもっともおいしい個所なんだよ。
その結果、do something となればいいことであって
doが先では困るんだなァ。

乗馬だってドゥドゥは止まれ、シッ!は走れの合図だと
疎開先の農家で教えてくれた。
シッ!(止)と言っても同時に横っ腹を蹴るんだけどね。
余談だけど鞍をつけないハダカ馬ってまたいいもんだよ。
南京袋を馬の背に被せてね。
エイズが心配?馬鹿なんてことを!
畑ちがい、じゃない話が全然違うだろ、ちゃんと読め!

だからさ、オトコが浮気したからって
それじゃあたしも、じゃいけません!
幸蔵さんが言ってます、
攻撃的なオトコの道具とオンナのそれとでは構造が違う!
道具なんて言い方、侘しいねぇ。

ガンジー

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と、そういう意見でした。
うーむ。

(つづく)

2001-07-09-MON

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