ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

299.親と子供の関係は。

ああ、よかったねー。
ガンジーさん、今日はダジャレからスタートだよ。
今日のガンジーさんは、あくまでも
明日への予告篇として読んで欲しいんだなぁ。
そりゃ、ぼくの勝手なおすすめなんだけれど。
今日だけで独立したご意見として読むよりも、
明日、明後日の分と、三部作として読むと、
「この人ったら」と、きっと笑っちゃうからさ。
本人は、そんなこと希望してないでしょうが、
ぼくは、強くその読み方をオススメします。

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「親よ嘆くな!」

一口駄洒落でーす。
天婦羅やの板前さん「これがわいの天職や!」
40歳は不惑の歳?「とんでもない!」とシジュウカラ。
おしまい!

今日は父の日なんだそうだ、余計なお世話だぜ。
敬老の日にしたってさ、
そんなにまでして子どもに親孝行を強いるのは
何故なんだろう?
そんな日を作ろうと考えた連中は
我が子に手を焼いているんじゃないのか。
親孝行なんて「しろっ!」って
言うもんじゃないだろうに。

親は子どもに対して一方通行で愛情を注ぐのが
動物の正常態だ。
自分が老いた時彼らが手伝ってくれるかどうかは
彼ら次第なんだと思う。
子どもは父親の背中を見て育つ、と言う。
その背中に刺青があればそれなりの子が育つだろうし、
母親以外の女の匂いがすれば、
これまたそのような子が育まれる。

子どもは母親の胸に抱かれて育つと言う。
これもまたその胸に淫乱の騒ぎを感じれば
そのような子に育つ。
その胸で大自然のような安らぎに浸る事が出来れば
素晴らしい成長がやがて始まるだろう。
でも淫乱どんすのおなごでも小説家にはなれるかも。

ガンジー相談を聞いてて
やっぱり今の子は可哀想だと思うね。
親は背中の子どもばかりを過大意識し
己が目的を満足させようとしてる。
学歴コンプレックスがあれば何が何でも有名校、そして
氏素性にそれを感じれば結婚に干渉するようになる。
また貧乏で辛い思いをした親は
金こそ命、と教える。

どんなに親の思い入れがあろうと
子どもには子どもの人格がある。
その意味で先頃引退した若の花(三代目)を称えたい。
親孝行を果たしてから今彼はアメフトに挑んでるとか?
まるで伊能忠敬が養子先の家を豊かにして
のち好きな天文学を始めたのと似てるね。

子どもは子どもさ、
15歳までは親が責任をもち指導もするが
その先は親の知ったこっちゃない。
恋愛事なんかに到っては干渉すること自体笑止千。
ヘソで沸かしたお茶が
たまには水割りでも飲もうか、って逃げ出すぜ。

ところで今日はこれから東京上空の散歩に出かけるぞ!
朋姫のおごりのヘリコプター遊覧だ!これぞ親航行だ。
羨ましいかい?イッシッシ・・・。

ガンジー

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最後の3行が、なによりの布石です。
文章の調子が、軽快というか、にこやかというか・・・。


(つづく)

2001-06-23-SAT

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