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智慧の実を食べよう。
300歳で300分。

「ほぼ日」創刊5周年記念超時間講演会。

MAYA MAXXさんの力が加わった!


とにかく、この絵をご覧ください。
「智慧の実を食べよう。」イベントの
「シンボルとなる絵」です!!


↑クリックで、大きな画像をご覧いただけます。

作者は、MAYA MAXXさん
このイベントのために描き下ろされた新作です。
(じつは今日できあがったばかり!)

きっかけは、先月。
京都のインターナショナルアカデミーで
MAYA MAXXさんとdarlingこと糸井重里が対談をしたときに
その場でMAYA MAXXさんが「サルの絵」を
描かれたのです。

そのときのことをdarlingは
7月20日の「今日のダーリン」で
つぎのように書いています。

 まずは会場の人に借りたコンテで、目を描きはじめる。
 そこに黒い絵の具をたっぷりつけた筆を、
 ぐいぐいと押し付け走らせていく。
 顔つきもいつも通りだし、
 平気で会話しながらなんだけど、
 描かれていく瞬間瞬間に、
 ものすごい迫力があるんですよ。
 前に、MAYA MAXXが絵を描くところは、
 テレビ番組で見たことがあるのですが、
 目の前で起こっている迫力は、くらべものにならない。
 見方によっては禅画のようにも思える
 サルの絵だったけど、
 遅咲きのこの人の、噴きだすようなパワーを、
 あらためて感じました。
 オソロシイ男じゃ、いや、女じゃ。
 来月になったら、MAYAMAXXのアトリエを訪ねて、
 いちばん気に入ってるオランウータンの絵の
 オーナーにさせていただくことにしました。
 京都に住むことになったら、そこに飾るんだ。


そうなんです。
darlingは絵のオーナーになることを
その場で決断したぐらい
MAYA MAXXさんの「サルの絵」に
魅せられていたのです。

そしてdarlingが「智慧の実」のことを話したとたん、
MAYA MAXXさんは
とても興味を持ってくださったそうです。

「智慧の実」と、MAYA MAXXさん。
5人の長老たちがたった一度だけ集まるイベントと、
噴きだすようなパワーを持つMAYA MAXXさんの絵。
ちょっと運命的に思えるほど、
それらは相性のいいものでした。

「MAYA MAXXさんのサルの絵を
 イベントのシンボルにするのはどうかな」

ある日の打ち合わせの席で、
darlingはそう提案しました。

「智慧」の象徴ともいえる「サル」は、
このイベントのモチーフとしてぴったりです。
「長老」と「サル」の組み合わせにしても、
いまとなっては必然的にさえ思えるほどです。

つけ加えておきますと、
もともと「ほぼ日」と言えば
オサルのキャラクターが大活躍していますし、
来年は申(サル)年ですし、ね。

ということで、
「ぜひ、MAYA MAXXさんの『サルの絵』を
 今回のイベントのシンボルとして
 使わせていただきたい」
とお願いしました。
darlingを興奮させたあの絵を、
ぜひイベントに使わせてもらいたいと思ったのです。
ところが、打ち合わせの席で
MAYA MAXXさんは言いました。

「ひとくちに『サル』と言っても
 いろいろと画風があるので、
 いっそ、今回のイベントの内容を
 詳しく教えてもらえませんか。
 描きますよ。」


つまり、描き下ろしてくださるというのです!!

そして、できあがったのが、
今回の「サルの絵」です。
完成した絵に対して、
MAYA MAXXさんはこう言っています。

「耳をいつものサルより大きくしたんです。
 最近の若い子は
 人の話を聴くことが苦手でしょ。
 それでいて
 わかったよーなことばっかり言って。
 だからね、
 『よく聴け!』ってことよ。」


迫力の絵の奥には
このようなメッセージもこめられているのです。

さらに、出演される長老の方々の写真を
見ていたMAYA MAXXさんが
言い出しました。
「長老の方々、サルに似てますよね(笑)。
 吉本ザル、谷川ザル・・・って
 ひとりずつのサルと、糸井さんのサルあわせて
 6人のサルの絵も描きましょうか。」

 
えーーーー!
6匹のサルまで!!
いや、6人のサルまで!!!


そして、1週間後、
絵を受取りに行った時に、
「あんまり似すぎてもいけないからね。
 ほどほどにしときましたよ。」
と、照れ気味に出てきたのが、
こちらのサルたちです。

一匹ずつ、いや、
一人ずつ、ご紹介します。


吉本隆明サル



MAYA MAXX
「長いでしょ。実際、長いしね、吉本さん。」


谷川俊太郎サル



MAYA MAXX
「まだまだヤル気マンマンなのよ。」


小野田寛郎サル



MAYA MAXX
「みんなの前に出てきて、恥ずかしがっている感じかな。
 一番気に入っているんですよ」


藤田元司サル



MAYA MAXX
「背筋をまっすぐね。」


詫摩武俊サル



MAYA MAXX
「耳が大きいんだよね。」


糸井重里サル



MAYA MAXX
「おちゃめな感じがでてるでしょ。」

いかがですか!
MAYA MAXXさん描き下ろしの6人のサル。
いまにも、話をはじめそうではないですか。

そして、もうひとつありました!
「題字もね、書いといたよ。
 講演する方たちを表すには、
 このぐらいの大きさと長さじゃないとね。」

 


「DON'T TRUST UNDER 80!!」
80歳以下は信じちゃいかーーーーん!!!
信じちゃいかーーーーん!!!
いかーーーーん!!!
いかーーーーん!!!
いかーーーーん!!!

長さ、150センチ、
余韻が残る力強い主張です。

「智慧の実を食べよう。 300歳で300分」に
新たな力をMAYA MAXXさんがくださいました。

今回のイベントはほんとうに不思議です。
ひとり、またひとりと、
熱意ある人たちが、引き寄せられるように
このイベントに参加してくださいます。
「こんな時間は二度とないかもしれない」という思いを、
誰もが感じるためでしょうか。

イベント当日まであと1ヶ月と1日
さまざまな人の力を借りながら、
「ほぼ日」自身も
創刊から5年間でつちかってきた
ありったけの力を出し切って
本番当日を迎えるように
まだまだがんばっていきます。

ぜひお見逃しなく!!

2003-08-12-TUE

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