80's
ミーちゃんの縁側。
「80代からのインターネット入門」のその後。

日記に、「私は今日も、女に生まれて
幸せだったと嬉しく成っている。」と書いてありました。
そうなんだろうなぁ、そのとおりなんだろうなぁ、と、
思います。
女性が、たがいに助け合って、楽しみを分けあって、
じょうずに生きているようすは、
あちこちで見受けられるのです。
でも、どうも、男性の場合、そういう例が見えにくい。
ほんとに、男っていうのは、
「ちょっと足りない人類」なんでしょうかねぇ。
そう思わざるを得ないような感じが、あるんだよなぁ。

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10月21日(金) 室温・湿度見なかった。

昨日から、明日の東京行きで、
そわそわしていて、
まとまった事もしないで終ってしまった。

今朝は木村さんが、
9時半に車で迎えに来て下さるので、
早めに支度を始めていたら、
紀子が降りて来て、
上着からブラウスの襟など、見え過ぎるので、
スカーフを後ろで結んで、
前の襟元が隠れる様にしてくれて、
身支度は終った。

幸い良いお天気で、傘もいらないので置いて出た。
丁度其処へ木村さんが、
お友達を一人乗せて迎えに来てくれた。
今日も私は宮様の様だった。

前橋駅へ着いたら、未だ誰も見えていなかった。
Kさんと黒岩さんは、
高崎から前橋へ列車で来たので、
車で駅に来た三人は、一番前の席に成った。
もう一台は、少し小型のバスだった。
私が特に高齢で、殆どは中年の女性だった。
私は今日も、女に生まれて
幸せだったと嬉しく成っている。
バスはあまり混んでいない高速を順調に走り、
銀座に着いて自由解散。
その辺を少し見たり、軽い昼食を
グループで自由に済ませ、
外へ出たら近くのビルの明かりが点いて居て、
ニューヨークのクルーズを思い出した。

バスは、打ち合わせた時間に迎えに来て、
夕方の銀座を後にして、
晴海の第一生命ホールへ向かった。
此処のビル三階の「そば野」で、
私達三人は夕食を済ませて、
待望の木村智明さんと
スウェーデン室内管弦楽団の演奏会を
聞かせていただいた。
智明さんは、
焦げ茶色のシルクの様なワイシャツ姿で
颯爽と舞台に出て、
鮮やかに管弦楽団の演奏をリードするかの様に
ピアノを弾き終わった。
スウェーデンの指揮者を始め、
気持ち良く楽しそうに演奏をされて、
指揮者のトーマス・ダウスガードさんは
楽しそうに元気よい指揮をして、満足そうだった。
私達観客も浮き浮きして、楽しいひと時だった。
私は洋楽は殆ど解らない時代に育ったので
お琴や三味線の方が解り易いが、
今夜の演奏会は、とても気持ち良く楽しく
聞く事が出来た。
素晴らしい演奏にぽーっとして、
会場を後にし、バスに乗り帰途についた。
順調に走ったが、所沢まで行って高速に乗るようで、
私は道順を知らないので、何処へ帰るのか?
と思いながらだんだん眠く成って来た。
群馬県へ入ってからは、更に安心して眠く成った。
前橋駅で皆さんとお別れして、
木村さんとお友達の人に家迄送られて、
さよならしたのは夜中の2時頃だった。
紀子が未だ起きていたのか、
お風呂に入る様にと言ったので、
直ぐに入って、
一日中良いお天気だった事に感謝し
智明さんのお母様も、
さぞかしお疲れの事と思いながら、
楽しかった一日にさよならをした。


10月22日(土) 室温22℃ 湿度70%

昨夜?はお風呂から出て直ぐ眠れた。
別に疲れても居ないので、
朝のお掃除もお花の活け替えも無事に出来た。
昨日の日記が長く成ったが、
楽しい事ばかりなので、
違っているところも有るかと思うが、
何とか出来た。
皆様のお陰と感謝している。
着ていった物等片付けたリ、
何かと落ち着かないでいたが、
パン屋とイイズカへ買物に行き、
やっといつもの生活に戻った様な気分に成った。
ベッドに入って暫く昼寝もした。
昨日の日記も嬉しい事ばかりなので
つい長く成ってしまった。
今日は楽しい後の休憩日だった。


10月23日(日) 室温22℃ 湿度59%

何だか夜中に帰ったりしていたので、
何かと間違ったりしている。
それでも食事だけは忘れないで良く食べている。
うふふ。
特にデザート等は、
若い人と同じに食べられるので、
自分でも驚いている。
今日も暖かい日になったので、
いよいよ庭の草むしりや、
落ち葉等を片付けたので、少し疲れた。
夕焼けは物凄かった。
始めの内は浅間山も白く見えて居たが、
夕方には、西の空は黒い様な大きな雲が
横になって幾つか出ていて、
その間は真赤な夕焼けも見えて居て、
何となく恐ろしい様だった。
気温としては丁度良い季節に成って来たが、
さっぱりした秋にはなかなか成らない。
どうなって居るのかしら。
落ち着いた、秋らしい綺麗な空が見たいと
待っているのに。
明日は相馬先生が見えるのに、
宿題が出来ていないで困っている。
まあ慌てないで、
明日は良い生徒に成ってましょう。

10月24日(月) 室温23℃ 湿度58%

今朝は1時間も起きるのが遅かったので、
もう太陽は南の方で輝いて居た。
陽射しは強く、東から南には
大きな白い雲がもやもやと出ているが、
とても明るい秋らしい気持ち良い天気だ。
私は、こんな空の色が大好きで、
ずーつと待って居たので、
久し振りに加山雄三になっている。おほほ。
もう直ぐお昼に成るのに眠たくて堪らない。
困ったミーちゃんです。
久し振りに東京へ行ったので、疲れたのかな?
お上りさんは駄目ですね。
少し時間が有ったので、
純子ちゃんに日記の送信を
練習にしてみるかと始めたが、
途中迄出来そうだったがとうとう出来なかった。
先生を待つ事にする方が良いかと思って、やめた。
二階のパソコンが、どうも変だと言っていたので
先に先生に見て頂いたら、
二・三日前の近くの落雷でやられたらしい。
さすがに先生は、
電気屋さんの様に治してくれたので
助かった。
二階と下の電話が二本有るが、
私の方は異常無かった。
今日も此の間教えて頂いて、
それを書き取って置いたのを見ながら復習した。
何とか出来る様なので、
先生に見て居て頂いて、
10月16日から20日までほぼ日へ送信した。
此れからは、
なるべく早く日記を送る様にしたいと思っている。
10月21日に、
木村智明さんと
スウェーデン室内管弦楽団共演の演奏会を
晴海の第一生命ホールで聞かせて頂き、
この時の事も25日過ぎたら
直ぐにほぼ日に送信したいと思っている。
さー出来るかな?
ミーちゃん頑張れ、うふふ。
自分一人で応援して居るのも寂しいなー。
夕方部屋のカーテンを閉める時、
南西の空に珍しく星が見えたので、
少し経って外に出て見たら、
西の方に小さい星が二つ寂しそうに出ていた。


10月25日(火) 室温23℃ 湿度55%

東の空は、
欅の辺りから公園の桜より更に南の家の方迄
ぽーっと赤く成っていた。
庭の半分だけ綺麗に成ったが、
後は草や木の葉が落ちていて、
明日あたりは全部綺麗にしたいと思っている。
良いお天気に成ると、
お水も撒かなければ成らないので、
高い水道料に成りそうだ。
前の川(下水道)の水を酌んで、
節約すれば良いと思っている。
出来るかな?
今日は原田さんと、
木村さんのお宅に午後行く事になって居るので、
楽しみにしている。
其の前にパソコンの打ち方等の清書もしたいし。
午後1時頃、原田さんは
私を迎えに来て下さるとの事なので、
一人で早めにパンでも食べるかな?
と思っていたら、
初美さんから、のり巻き等お寿司が届き
喜んで一人で先に済ませて、
暫くしたら原田さんが、
ミーちゃん姫をお迎えに来て、
今日も御姫様気分だった。
木村家は、新築でもした様に綺麗に成り、
居間の窓からは赤城山も見えて居た。
明るくてグランドピアノが有ったり、
応接セットが有ったり、とてもリッチな気分だった。
近くの人が一人見えて居たが、
その内ニューヨークの旅の時の友達が、
次々とお見えに成りびっくりした。
原田さんと二人だけかと、
有り合わせのお菓子を持って
気楽に三人で摘めば良いと思っていたら、
クラス会の様になり、
いろいろ話が弾み、
お茶の先生も和服姿で見えたり、
Kさんも見えて、笛を吹いてサービスしてくれ、
お茶の先生は、
私達につぎつぎとお茶をたてて、
美味しく戴いたりした。
先生はとても良い柄のお着物で素晴らしかった。
私は、引っ越してからは、
未だ一度も和服を着ていないので、
今度は着てみたく成った。
帰りも私は家迄送って頂き、今日もお姫様だった。
あれだけ毎日お忙しかった木村さんは、
どんなにお疲れに成ったかと心配に成って来た。
お電話したら、さすがお若いので
御元気そうで安心した。

ミーちゃんへの激励や感想などは、
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2005-11-13-SUN

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