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| 担当編集者は知っている。 |
著者は脳科学の最先端である 脳画像診断技術(SPECT)を用いて 3万人を診察・治療してきた精神科医。 脳は人の気分や感情、行動に密接に関係していて イライラしたり、やる気が出なかったり、 もの忘れが多くなってくるのも、 脳の疲れが原因とのこと。 本書では脳の各部位の機能を わかりやすく解説しながら、 自分で脳のコンディションをメンテナンスする ノウハウを教えてくれます。 自分の脳のどこが疲れているかを 自己診断できる60問チェックつきです。 (「ほぼ日」渡辺) ******************************************** 担当編集者 /NHK出版 図書編集部 井口志保 思うように頭が働かない、やる気が出ない、 すぐイライラする‥‥ そんな不調は脳の不健康に原因があります。 食事や睡眠、運動などの生活習慣を改善すれば、 脳はもっとよい状態になり、 毎日をより快適に過ごすことができる‥‥ この本は20年以上にわたり、 3万人を超える人の脳をスキャンしてきた 臨床神経学者・精神科医のダニエル・G・エイメンによる 脳健康法を紹介した本です。 原題は、"Making A Good Brain Great" 。 直訳すると「よい脳をもっとよくする」 といったところでしょうか。 ここで言う「脳をよくする」は、このところ ブームになっている「脳トレ」とはちょっと違います。 脳を鍛えるのではなく、 休ませて疲れを取って元気にする、という感じなので、 日本語タイトルは 『元気な脳をとりもどす』にしました。 著者のドクター・エイメンは カリフォルニア州ニューポートビーチに住んでいますが、 ここは美容整形で知られる街です。 人びとが顔や体をすこしでも美しくしようと 手間やお金を惜しまないのを見るにつけ、 「どうして脳はほったらかしなんだろうと 思わずにはいられない」と言います。 脳は身体のなかでもっとも重要なパートなのに、と。 編集を担当したわたしにとっても、 「脳は自分でケアするもの」という考えは、 とても新鮮でした。 たしかに整形はしないまでもエステを試したり、 ダイエットをしたり ジムに通ったり整体に行ったりはしているのに、 「どうしたら脳のためにいいだろう」とは、 考えたことがなかったからです。 しかし、物忘れがひどくなった、 以前より集中できない‥‥など 脳の不調を示す諸症状はけっこう自覚があります。 だからといって健康診断でひっかかりはしないので、 自分の脳がどういう状態なのか知らないままでいます。 著者のクリニックではSPECTという方法で 脳を撮影しています。 本書で紹介されている脳の表面画像を見ると、 脳のコンディションは一目瞭然です。 健康な脳はなめらかな表面で、 不健康な脳はでこぼこに写ります。 ![]() ▲健康な脳の表面画像 ![]() ▲薬物やアルコールを過度に摂取した脳 ![]() ▲外傷により傷ついて変形した脳 これを見ると、自分の脳も ちょっと歪んでいるんじゃないかと 不安になってきますが、読みすすめるうちに 「こんな脳でも治るんだ」 ↓ 「わたしの脳ももっとコンディションを 整えればもっと(若いころのように) よくはたらくのではないか!」 と思えてきます。 著者のすすめる脳健康法は、 よく眠る、バランスよく食べる、 運動する、サプリメントを適切に飲むなど、 一見すると今まで言われてきた普通の健康法です。 でも、脳の健康を目的とするという点で大きく違います。 疲れた脳を自分でベストの状態にもどすための 必要な知識とテクニックを、本書でぜひ知ってください。 ********************************************
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2007-01-12-FRI
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