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| 担当編集者は知っている。 |
カリスマDJやまだひさしさんが、 白神山地、知床、四万十川、屋久島など 全国11ヵ所の奥地に分け入り、 体当たりで旅した熱い記録。 旅行ガイドには掲載されない 地元の郷土料理やお酒に感激し、 「ずっとうまいものを食べたい。 だからエコを考える!」 という身近な視点から 環境について考えた1冊になっています。 各地の旅館やお店など、穴場情報も満載! このご本を担当されたソニー・マガジンズの 皆川さんにお話をおうかがいしました。 (「ほぼ日」渡辺) **************************************** 担当編集者 /ソニー・マガジンズ 皆川孝徳 正直申し上げて最初は、こういう本になるとは 思っていなかったんです。 「編集者としてそれはないだろう!」 というお叱りの声、ごもっともです。 TOKYO FM/JFN系全国ネット 「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」で パーソナリティをつとめるやまだひさしさん。 中高生に絶大な人気を誇る彼は、 本来、というより今でも、 アウトドアよりインドア志向の 「ズボンが土で汚れるのもイヤ」 と言っているパソコン大好きタイプ。 そんな彼がエコに興味を持ち始めていたんですね。 その頃、ラジオの企画で全国を回る という話があったのですが それと連動して本を作ろうということになり、 とりあえずロケが始まった というなりゆきだったのです。 ![]() そのうちにラジオの話とは全く別になり、 全国のエコスポットを訪ねるエコツアー本に 企画は変わっていきます。 世界遺産である白神山地から湧き出る水で造られた お酒を楽しみ、 宮城は唐桑の船の上で牡蠣を食し、 水俣では、目の前の海で獲れたエビ、イリコ、タチウオ、 伊賀のモクモク手作りファームでは お手製のウインナーにパン、地ビール。 もうこうなってくると 環境の本なのか、グルメ紹介の本なのか わからなくなってくる状態です。 一部始終同行した私にとっても 実に美味しい、いや、貴重な体験となったのでした。 ![]() ![]() しかし! この体験からやまだひさしは 環境における一つの「理念」に到達するのです。 その崇高なる「理念」とは 『うまいものを食いたいから環境について考える』 です!! 「環境」とか「エコロジー」とか声高に叫ばれると、 そこにリアリティを感じられないことって ありますよね。 見方によっては問題が大きすぎて(地球規模!) 身近に捉えにくいことって ありますよね。 やまだひさしはまさに普通の人代表の感覚で 「エコ」を「うまいものを食うため」という 身近な視点で考えることに目覚めたわけです。 ![]() もちろん「食」だけでなく、 知床で流氷ウォークしたり 四万十川をカヌーで下ったり 屋久島でトレッキングしたりと 「アミューズメント」も満載でした。 「食」にせよ「アミューズメント」にせよ 楽しいことを通して環境を感じることができる ということが確認できる本になったわけです。 当初の目論見と少しズレていようが 素晴らしいことではないですか! ![]() ![]() この本のタイトルをちょっと見ていただくと (エコ)アンリミテッドと、エコにカッコがついています。 エコ初心者としてスタートしたこの旅、 ちょっと謙虚につけてみたカッコなワケです。 この旅でやまだひさしのカッコは取れたのでしょうか。 ぜひ読んで確認していただきたいと思います。 そして次はあなたのカッコをはずしてください! 最後にもうひとつだけ‥‥。 「うまいものにはいい水が必要になる」 「いい水にはいい森が必要になる」 取材でお会いしたホンモノの方たちの ホンモノの言葉から 僕たちはこのことにも気が付きました。 それでこの本は、日本の森を守るため 日本初、全編を間伐紙で造ることになりました。 間伐紙ってなに? と思ったみなさん、宿題です。 ぜひ調べてみてください。 いま、あらためてこの本を見てたら また出かけたくなっちゃいましたぁ! ****************************************
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2006-05-16-TUE
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