担当編集者は知っている。



『やまだひさしの日本縦断(エコ)リミテッド』
著者:やまだひさし
価格:1,890円(税込)
発行:ソニー・マガジンズ
ISBN:4789721426
【Amazon.co.jpはこちら】

カリスマDJやまだひさしさんが、
白神山地、知床、四万十川、屋久島など
全国11ヵ所の奥地に分け入り、
体当たりで旅した熱い記録。
旅行ガイドには掲載されない
地元の郷土料理やお酒に感激し、
「ずっとうまいものを食べたい。
 だからエコを考える!」
という身近な視点から
環境について考えた1冊になっています。
各地の旅館やお店など、穴場情報も満載!
このご本を担当されたソニー・マガジンズの
皆川さんにお話をおうかがいしました。
(「ほぼ日」渡辺)

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担当編集者
/ソニー・マガジンズ 皆川孝徳

正直申し上げて最初は、こういう本になるとは
思っていなかったんです。
「編集者としてそれはないだろう!」
というお叱りの声、ごもっともです。

TOKYO FM/JFN系全国ネット
「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」
パーソナリティをつとめるやまだひさしさん。
中高生に絶大な人気を誇る彼は、
本来、というより今でも、
アウトドアよりインドア志向の
「ズボンが土で汚れるのもイヤ」
と言っているパソコン大好きタイプ。
そんな彼がエコに興味を持ち始めていたんですね。
その頃、ラジオの企画で全国を回る
という話があったのですが
それと連動して本を作ろうということになり、
とりあえずロケが始まった
というなりゆきだったのです。



そのうちにラジオの話とは全く別になり、
全国のエコスポットを訪ねるエコツアー本に
企画は変わっていきます。
世界遺産である白神山地から湧き出る水で造られた
お酒を楽しみ、
宮城は唐桑の船の上で牡蠣を食し、
水俣では、目の前の海で獲れたエビ、イリコ、タチウオ、
伊賀のモクモク手作りファームでは
お手製のウインナーにパン、地ビール。
もうこうなってくると
環境の本なのか、グルメ紹介の本なのか
わからなくなってくる状態です。
一部始終同行した私にとっても
実に美味しい、いや、貴重な体験となったのでした。





しかし!
この体験からやまだひさしは
環境における一つの「理念」に到達するのです。
その崇高なる「理念」とは
『うまいものを食いたいから環境について考える』
です!!

「環境」とか「エコロジー」とか声高に叫ばれると、
そこにリアリティを感じられないことって
ありますよね。
見方によっては問題が大きすぎて(地球規模!)
身近に捉えにくいことって
ありますよね。
やまだひさしはまさに普通の人代表の感覚で
「エコ」を「うまいものを食うため」という
身近な視点で考えることに目覚めたわけです。



もちろん「食」だけでなく、
知床で流氷ウォークしたり
四万十川をカヌーで下ったり
屋久島でトレッキングしたりと
「アミューズメント」も満載でした。
「食」にせよ「アミューズメント」にせよ
楽しいことを通して環境を感じることができる
ということが確認できる本になったわけです。
当初の目論見と少しズレていようが
素晴らしいことではないですか!





この本のタイトルをちょっと見ていただくと
(エコ)アンリミテッドと、エコにカッコがついています。
エコ初心者としてスタートしたこの旅、
ちょっと謙虚につけてみたカッコなワケです。
この旅でやまだひさしのカッコは取れたのでしょうか。
ぜひ読んで確認していただきたいと思います。
そして次はあなたのカッコをはずしてください!

最後にもうひとつだけ‥‥。
「うまいものにはいい水が必要になる」
「いい水にはいい森が必要になる」
取材でお会いしたホンモノの方たちの
ホンモノの言葉から
僕たちはこのことにも気が付きました。
それでこの本は、日本の森を守るため
日本初、全編を間伐紙で造ることになりました。
間伐紙ってなに? と思ったみなさん、宿題です。
ぜひ調べてみてください。

いま、あらためてこの本を見てたら
また出かけたくなっちゃいましたぁ!

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『やまだひさしの日本縦断(エコ)リミテッド』
著者:やまだひさし
価格:1,890円(税込)
発行:ソニー・マガジンズ
ISBN:4789721426
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2006-05-16-TUE

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