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| 担当編集者は知っている。 |
国際的に名だたる漫画批評家の 夏目房之介さんがユーモラスな漫画と共に、 日々の生活を綴った新しいエッセイ集。 歳をとると身体はしんどくなるけど、 知識や経験が増えたり、 物事を深く感じるようになったりと、 本当に毎日が面白くなりそうです。 「おじさん」のイメージががらりと変わり、 「歳をとるって素敵なことだ!」と 元気と勇気をもらいました。 息子さんや奥様とのエピソードでは ほろりとしたり、 面白く、そして、せつない味わいのこの本を 担当された屋田さんにお話をお伺いしました。 (「ほぼ日」渡辺弥絵) ************************************** 担当編集者 /イースト・プレス編集部 屋田悟郎 この本の編集をはじめるときに、 夏目さんが、こんなことをおっしゃいました。 「近頃の世間では、 おじさんのイメージがひどく悪いようなんだけど、 どうしてかな?」 じつは、 私自身、今年で34才になるのですが、 「おじさん」に対して、 あまりいいイメージはもっていませんでした。 むしろ、確実におじさんになりつつある自分に、 なんともいえない不安を感じていたくらいです。 ところが、 夏目さんは逆に、 「トシとって楽になった」 とおっしゃる。 たしかに、この本に登場する夏目さんって、 こんな(↓)感じなんです。 ![]() なんか、楽そうなおじさんですよね。 実際、夏目さんには、 ネガティブなおじさんのイメージなんて、 まったくありません。 むしろ、若い人以上に、 ポジティブに日々を過ごしています。 夏目さんは、こうおっしゃいます。 「おじさんのイメージが悪いのは、 若い人の価値観から、 おじさんをはかろうとしてるから。 おじさんには、若い人にはない経験値があるんだから、 もっと自信をもって、 トシとった自分を認めればいいと思うんだよね」 もちろん、トシをとれば、 身体は動かなくなるし、 仕事や家庭に悩むこともあれば、 親しい人との別れなども経験するはず・・・・。 まして夏目さんは、 あの文豪・夏目漱石の孫として、 人一倍のプレッシャーがかかった 人生だったのではないかと思います。 でも、この本には、 そんな「人生のいろいろ」を、 夏目さんが、なんとか乗りこえていく様子が、 正直に、在りのままに、描かれています。 夏目さんが、 こんなふうに自分に正直でいられるのは、 トシとった自分をちゃんと認めているから、 なんだということが、 この本の編集をつうじて、 本当によくわかりました。 そして、 夏目さんのユーモラスな文章やお人柄が、 この自信に裏打ちされているということも。 「こんなおじさんになりたい!」 と思ったアナタ! ぜひ、本書をご一読ください。 こんな(↓)素敵なおじさんたちに出会えます! ![]() ![]() ![]() ![]() **************************************
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2005-08-30-TUE
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