担当編集者は知っている。


『壁を破る言葉』
著者:岡本太郎
価格:1,050円(税込)
発行:イースト・プレス
ISBN:4872574257
【Amazon.co.jp】はこちら


先日グランドフィナーレを迎えた、
「ほぼ日」の「なんだ、これは!」
このプロジェクトのあちらこちらで、
岡本太郎の言葉の強さを知りました。
そこで「ほぼ日」 でも、タイトルにした
「なんだ、これは!」をはじめ、
コンテンツや携帯版を通じて
言葉をご紹介してきました。
このたび発行された『壁を破る言葉』には、
「モノを創る人」を元気づける言葉が
たくさん、たくさん集められています。
なぜ、生きるのかということを知りたい方も、
ぜひ、ご一読ください!

            (「ほぼ日」さいとう)

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担当編集者
/イースト・プレス書籍編集 本田道生



「なぜ、創るのか。
 創らなければ、世界はあまりに退屈だから創るのだ。」
 (岡本太郎)



「太郎さんの言葉を集めて、モノを創る人を力づけたい。
 応援する本をつくりたいわ。
 創る人は、必ず迷うのよ。なにを創ればいいのか、
 なぜ創ればいいのか。みんな、迷っている。
 だから、ぎゅっと言葉を絞り込んで贈ってあげたい。
 これは実用書よ。
 創る人に向けた、ほんとに役に立つ本をつくりたいの」

太郎さんの言葉集「強く生きる言葉」の
読者葉書をお届けに、青山の岡本太郎記念館に
伺ったときのこと。
岡本敏子さんは、強く熱く、そうおっしゃいました。
そして、ここからこの「壁を破る言葉」は、
始まりました。


「前の本(「強く生きる言葉」)と
 同じになっては駄目よ、
 まったく新しいものでなきゃ」

「強く生きる言葉」は、ほんとうにすごい反響で、
その読者の葉書のどれもが
熱い想いで溢れかえっていました。
だからこそ、この本の二番煎じではやる意味がない、
明確に、「創る人を応援する」ということで、
この本は進みました。
敏子さんは何度も言葉を選んでは、
一度選んだものを捨て、
そしてまた選びなおすということを繰り返しました。
この本をつくっているときの敏子さんは、
太郎さんが本人のよう。
僕は、実際に太郎さんの仕事を
拝見したわけではありませんが、
きっとそうだったんだと思います。

言うまでもなく、敏子さんは、
太郎さんのパートナーです。
秘書であり、取材に同行し、口述筆記をし、
その死まで太郎さんの制作現場に立会いました。
誰よりも、太郎さんのそばにいて、
太郎さんを、太郎さんの「創ること」を応援されました。
太郎さんの「創る」苦しみも傍でみていました。
その敏子さんが、太郎さんの言葉を集めて、
「創る人」を力づける本をつくりたいとおっしゃっている。

僕も編集者として、
いろんな制約を日々感じたりします。
そんなとき、原点に立ち返り、力づけてくれる本。
だから、横で敏子さんからの原稿を頂いたとき、
自分自身すごく勇気づけられましたし、
きっと僕と同じように、多くの人が
勇気づけられるんだろうなと、
そうやって、これはずっと残っていく本になると
確信しました。
ずっと永く、そして深く、
その人の人生やものづくりに影響を与え続ける、
一歩前に踏み出す力をもらえる本に
なるんだろうなあ、と。

敏子さんが、絶大に信頼するデザイナー鈴木成一さんに、
今回も「強く生きる言葉」と同様、
デザインを手がけて頂きました。
お蔭様で、とてもかっこいい本になりました。
ぜひ書店で手にとってみてください。
糸井さんのオビのコピーも本当に凄い。
どんなコピーがくるんだろう、
敏子さんとワクワクしていましたが、
頂いたFAXをみたときズキンときました。

最後に、この本のなかで敏子さんが
好きだとおっしゃっていた言葉をひとつ紹介します。

「芸術でも音楽でも、映像、ファッション‥‥
 ものを創りだすことに自分を賭けている人間は
 大勢いる。
 何のために? いいんだよ。ためではない。
 ぶつけたいから、ぶつけるんだ」。

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『壁を破る言葉』
著者:岡本太郎
価格:1,050円(税込)
発行:イースト・プレス
ISBN:4872574257
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2005-04-19-TUE

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