フォント
【font】


同義語

書体

説明

書体のこと。
英語ならA〜Z、1〜9と記号などを含めたものを
ワンセットで
日本語ならその上にひらがな、カタカナ、漢字など
すべてをまとめてデザインしているもの。
日本語なら明朝体とかゴシック体、
欧文ならセリフ系とかサンセリフ系などがあり、
いろいろな会社で独自のものが作られています。
(ぴよりん)


注意

ワープロなどで作成した文章を人に渡すとき、
相手のパソコンに自分が文章の中で使ったのと
同じフォントがインストールされていないと
別のフォントに置き換えられてしまい、
元の文章とイメージが変わってしまうことがあります。
余所に配布する目的のビジネス文章などを作る際は
パソコンに標準でインストールされているフォントを
使用するのが一般的です。
(Koh)


あんなことこんなこと

OSをインストールしたときに基本的な幾つかのフォントは
一緒にインストールされますが、
そのほかにワープロソフトや年賀状印刷ソフトなどを
インストールするとフォントも一緒にインストールされて
増えることがあります。
また、フォントだけで販売されている商品もあります。
(Koh)

最近、ネット上で個人の人の作った
“へた字”というものがダウンロードできたりします。
(ぴよりん)

フォントの話をするときに、
「フォント(本当)に?」と、口走ってしまいがちですが
これは立派なオヤジギャグです。
確信犯でない場合は控えた方がいいでしょう。
(Koh)


フォントの種別

明朝体
縦棒は太く横棒は細く、また、文字の角に
うろこのようなものがついた書体で、
むかしの筆で文字を書いていた時の
なごりがのこっているのだそうです。

ゴシック体
縦も横も線の太さが一定な書体。

セリフ系
欧文の明朝体のようなもので比較的古い形の文字。
文字にひげみたいなのが付いていて、
このヒゲがセリフというらしい。
(例)Times

サンセリフ系
欧文のゴシック体のようなもので太さが一定、
サンとは<ない>といった意味があるらしく
サンセリフとは
<セリフ(ひげ)がない>という意味らしい。
(例)Helvetica
(ぴよりん)

プロポーショナルフォント
○○P明朝、などのようにフォントの名前に
「P」の文字が入っているものは
プロポーショナルフォントと呼ばれる種類のフォントです。
プロポーショナルとは、
つまりバランスを考えたフォントという意味です。
たとえば、「W」という文字と「I」という文字の
文字幅が同じだったら、
「W」と比べて「I」は両脇がスカスカになってしまって、
バランスが悪いでしょ。
これをバランスよく並ぶようにデザインしたのが
プロポーショナルフォントです。
文字によってフォントの大きさが異なるので、
ワープロなんかで1行40文字と決めたのに、
行によって揃わないという場合、
これが原因の場合があります。
プロポーショナルじゃないものにフォントを変更すると
文字数が揃うようになります。
(Koh&Roko)