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木内宏昌(きうち・ひろまさ)

演出家・劇作家・翻訳家。
「青空美人プロデュース」主宰を経て、
デヴィッド・ルヴォー芸術監督のtpt
(シアタープロジェクト・東京)で活動。
近年のおもな演出作品として、
『ミステリア・ブッフ』(マヤコフスキー作)、
ミュージカル『この森で、天使はバスを降りた』など。
翻訳・上演台本として、
『イリアス』(ホメロス作/栗山民也演出)、
『おそるべき親たち』
(ジャン・コクトー作/熊林弘高演出)、
『秋のソナタ』(ベルイマン作/熊林弘高演出)など。
オリジナル台本として、
ミュージカル『ちぬの誓い』(謝珠栄演出)などがある。

今夏、8月9日~31日 Bunkamura シアターコクーンにて、
脚本作品『炎立つ』(栗山民也演出/片岡愛之助主演)を
上演予定。
詳しくは、http://www.homuratatsu.com/

木内さんよりひとこと

お久しぶりです。

9年前、シェフさん、べっかむさんと一緒に、
『ナイン The Musical』に夢中になっていました
キウチです。

じつは、演出家で劇作家で翻訳家なんです。
デヴィッド・ルヴォーがくれた勇気を胸に、
演劇の冒険を続けています。
あのあと『ナイン』を生んだtptで演出したり、
海外戯曲の翻訳をしていました。

本拠地だった伝説の劇場「ベニサン・ピット」が
2009年に取り壊されてからは、
外の劇場に飛び出しています。

古代ギリシアの神話を上演台本にしたり、
市民の人たちと音楽劇を作ったり、
やっぱり小劇場に戻ってみたり。

去年からミュージカルの翻訳、演出、
そして脚本を書くようになりました。
ミュージカルは『ナイン』の創作現場を
盗み見た経験しかありませんでした。
でもそれが血となり、肉となり、
ちゃんと新しい作品を生む力になりました。

「孤独にならないで」というのは、
デヴィッドがよく俳優に向けて言うことです。
そのとおり、演劇は作品を通じて、
人と人をつなげてくれるものです。
オープンでいさえすれば。

『ナイン』から9年経って『昔の日々』へ。
演劇が、シェフさんやべっかむさん、
そしてデヴィッド・ルヴォーと再会させてくれました。

キウチヒロマサ

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