ITOI
ダーリンコラム

ぼくは「新聞をとっている人々」なのです。
政治面が重要だとか、経済の動向を知っておかねばとか、
そんなせちがらい理由は、ありまっしぇん。

たとえば、こんな記事を見つけるのが好きなのです。
(全部引用すると、著作権のこととか
調べる必要がありそうなので、略)

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天文学者が、一般からの質問に答えてくれる!
8月1日からの一週間は、
「スター・ウィーク」なんだそうで、
電子メールで、一般からの
質問を受けて回答してくれるらしい。
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こういう、ちっこい面積の記事のほうが、
それぞれの新聞の独自性が
出ていておもしろいんだな。

早速、夜中の4時半に、
ぼくは質問をタイピングし始めましたね。
もう、38時間も寝てないのに、何やってるんだろ。
以下は、その「質問」のコピーです。

◆天が落ちてくるというような、
ありもしないことを心配するのを、
「杞憂」といいますが、
「それに似たようなことなのに、
きっとあるはずのこと」を、
考えない人が多すぎるのではないでしょうか?

天が落ちてくることはなさそうですが、
「地球が消滅する日が来ること」は、ありますよね。
それは、いまの時間の計測法で言って、
何年くらい後のことなのでしょうか?

心配だから質問しているわけではないので、
「ずーーっと、先のことだから心配しないで」
という回答でなく、
「これくらい後です」と、
数字でお答えをお願いいたします。

「メメントモリ」。
人間の一人ひとりが死を知ることが必要なように、
人類も、地球の死があること、それがいつか来ることを、
知っておいた方がいいのではないかと思ったので、
質問させていただきました。

なお、質問にお答えいただいけた場合、
その質問とお答えを、
私のつくっておりますホームページに掲載することは、
可能でしょうか?
アドレスは、https://www.1101.com
「ほぼ日刊イトイ新聞」というものです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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この企画は、どうやら、
文部省国立天文台がやってるらしい。
どうだろう?
答えてもらえるかなぁ。
あとどれくらいの月日が経ったら、地球はなくなるのかなぁ?
そして、その回答をここに掲載させてもらえるかなぁ?

こういうことも、新聞をとっていたからできたんだぞぉ。
あ〜〜っ・・・ねむいっ〜〜っ!

1998-08-06-THU

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