コロッケ地図。
うまいコロッケを食べ歩きできる旅。

<東京コロッケ>

こんにちは。
都会風な所に行くと、(カフェとかさぁ)
なんだか気取ってしまうことで
お馴染みROCK西本です。
「足の組み方すらも気取っている!」
とdarlingに指摘されちゃいましてね。
気取っていたのは事実なだけに辛かったなぁ。
この東京コンプレックスだけは、
どうにかならんものかねぇ?

今回はクロケットふじわらレポート続編を掲載する
予定でしたが、急遽、予定を変更して
そんなぼくのコンプレックスを刺激しまくる
東京のコロッケを紹介します。
ぼくにとっては東京って言葉だけでブランドだもんね。
昨日はdarlingと銀座でラーメンを食べていたんだけど
たかがラーメンのくせに銀座ってだけで
ちょっと気後れしてるのよね。ぼくったら。
そんな心を見すかしたようにdarlingが言うのよ。
「にしもっちゃん、こういうの好きでしょ?」
ええ、好きなんです。
実は三河屋さんで食べていた時も気取っていましたよ。

そんなわけで、今回の東京篇レポートは
コロッケ特派員『シマダックス』こと
東京都代表:島田 耕一朗さんのレポートをお送りします。
ぼくと違って気取らない文章で書いてもらいました。
シマダックスに行ってもらったのは
東京都板橋区にある新井精肉店。
このお店はシマダックス自身がほぼ日に推薦してくれた
お店でもあるのだ。
その時のお薦め文というのが、

とにかく、旨いんです!
味はまさにシンプル・イズ・ベスト。
極上のラード・挽肉・じゃがいもを使ってるのでは。
お客さんの顔を見てから揚げるので
あつあつのコロッケに出会えます。
夕方は地元の主婦がたくさん。
このお店の実力を思い知らされます。
揚げ物の時間は午後4時から7時まで。
ただし5時30分位で売り切れの可能性ありなので
お早めにどうぞ。

とあった。
これを読んだぼくは
東京のコロッケはシマダックスに任せていいだろう。
と確信したよ。
今回のレポートでその確信は自信に変わったね。
(この台詞、一度使ってみたかったんだよね。)

それではシマダックスよろしくぅ!


こんにちは。
コロッケ特派員シマダックスです。
それではレポートを進めます。
以前、ほぼ日にお薦めした新井精肉店に行ってきました。

まず、コンパスリンクナビの写真です。
後付けなのでダッシュボード上にですが、
かっこよく乗っかってます。
大画面(もちろんワイド)で見やすいですよ!



新井精肉店にはしょっちゅう行ってるので
ナビを使わなくても当然行けますが、
今回はあえてナビを使ってお店まで行ってみました。
車内の呼び出しボタン(戦闘機の緊急脱出ボタンみたい)
を押してコンパスリンクにアクセスして、
住所告げました。
あっという間にルート設定オッケー!
コンパスリンクのお姉さんは、
丁寧な対応でとっても親切でした。
ナビで設定されたルートも
僕らが普段通ってる道と同じでした。
途中ちょっとした裏道を通るのですが、
ナビでもその裏道をナビしてくれて、びっくり!!
さすが、高性能ですね。
「ポーン・この先、側道を左方向に・・・」
なーんて、すっごい親切です。
ナビが「側道」とか言っちゃうんです!!
ナビを使う前は、
「ナビなんて使わなくたってどこでも行けるじゃん」
「ナビなんて必要なし!」
てな感じでだったのですが、
今では僕とナビは、ばっちり信頼関係で
結ばれてます。

画面表示は普通画面・バードビューほか全部で3種類。
僕はバードビュー画面が好きです。
街中を通過中の時(低速走行時)は
立ち並ぶビルの中を通行してて、
まるでゲーセンのゲームみたい。
ナビがあるだけで運転がこんなに楽しくなるは・・・・・。
ほぼ日の皆さん・日産さん、ありがとう!!って感じです。

と「!」マークを2つも使って
感謝しているうちにお店の前に到着。
お店の雰囲気はかなりレトロなお肉屋さん
って感じです。


お店を覗いてみると
こんな古い冷蔵庫を発見しました。



そして、下の写真は、コロッケの揚げ場(?)です。

肉屋型の揚げ物にはお決まりの
「引き出しパン粉」がありました。
肉屋型でよーく見かけますよね。
中にはどっさり生パン粉が入ってます。



上からコロッケ(揚がる前の)、小麦粉(?)、
卵、パン粉と順序良く並んでます。
生パン粉が美味しさの秘訣だと
おばさんは言ってました。
そのおばさんが、こんな風に
コロッケを揚げてます。



さてさてお待ちかね、コロッケのアップ写真。





形、大きさともメジャーなコロッケと言えます。
中身はジャガイモ・合挽き肉(牛肉部分は松阪牛!)
とシンプルです。



「見た目も大事だけど、要は中身よ!」派の皆さん。
お待たせしました。
味の方はというと・・・・
一口かじった瞬間
「おいしゅうございます!」と
誰もが言う事でしょう。
見た目と同じシンプルな味。
生パン粉なんで、衣もうまい!
ジャガイモの味とが主で、
合挽き肉の味がアクセント。
素材のよさを召し上がれって感じですね。
僕はこういう素朴な味のコロッケが大好きです。



コロッケは1個80円です。
そのほか、ハムカツもおすすめ。
ここのは、ロースハムを使ってます。
(まわりの赤い、安っぽいハムじゃないです)
あっ、牛肉も極上の松阪牛が店頭に並んでます。

新井精肉店  肉屋型
所在地:東京都板橋区清水町77−5
開店時間(揚げ物の時間):午前11時から12時45分
             午後4時から7時まで。
(揚げ物は午後5時ぐらいで完売してしまうかも)
定休日:毎週日曜のみ。(祭日も開店してます)
場所は都営三田線「本蓮沼駅」を下車。
国道17号線を環七方面に向かって歩いて
左側(17号沿い)にあります。
駅から徒歩5分くらい。



シマダックス、ナイスなレポート御苦労であった。
旨い肉=旨いコロッケの法則に乗っ取った
いわば、王道と呼べるレポート。
感服したぞ。
これは読んだだけで早速行ってみたくなるなあ。
個人的にはハムカツが気になるなぁ。
このレポート掲載翌日の新井精肉店は
「ほぼ日読者」で一杯になったりして。

しかしシマダックスよ。
心苦しいのだが、できる男と見込んで
あえて苦言を加えておく。
松阪肉の松阪は松坂ではないぞ。
松坂は「あの台詞」の方であるからな。
その失敗はぼくも伊勢特集で思わずやってしまったな。
以後、松阪肉の表記には気をつけていこう。

早速、行ってきたよ!って方、
おいらもコロッケ特派員やってみた〜い!
という方はcro@1101.comまで。
それではねえ!

2000-11-30-TUE

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