コロッケ地図。
うまいコロッケを食べ歩きできる旅。

<伊勢名物なのか?!>

こんにちは。
鈴木あみの顔マネが出来るROCK西本です。
決して、人様にお見せできるものではないのですが。

前回更新の<ネーミングに参った>に対して
伊勢市を中心とした心ある三重県の方々から
さまざまな反響メールをいただきました。
この時期、フレンチパーカや、豆炭とパソコンに
ついてのメールが多いなかで
メールタイトルに『ぎゅーとら』とか『豚捨』とだけ
書かれているのは結構、異様でした。
不思議なことに
今回、不覚にも伊勢市にスポットライトの座を奪われた
松阪市からの抗議のメールが無かったのは
余裕の現れなのでしょう。
しかし、
「西武ライオンズの方は松坂です。」
という冷静な突っ込みは多々頂いたので
削除させて頂きました。
松阪市の皆さんすみませんでした。

伊勢の名物は不動の王座として燦然と輝く
銘菓『赤福』があげられるが、
(なんせ創業1707年だからねえ)
メールを読んでいくと
どうも『ぎゅーとら』と『豚捨』の2軒は
かなり地元に密着した名物だということが
わかったぞ。
どうも名前だけで反応してしまった人が
かなりいるらしい。
まずはbeniさんのメールから。

うちの母は、松阪市内のぎゅーとらで働いています。
一度聞けば,二度と忘れないこの名前。
このスーパーのことを全く知らなかった私は、
「今度ぎゅーとらで働くんよ」
と言われて、のけぞりました。


ぎゅーとらって伊勢市だけでなく、
松阪市にも勢力を伸ばしてるんだねえ。
関東にも進出してもらいたいところだ!
しかし突然、親から
「ぎゅーとらで働くわ」
ってな感じで言われたら、ちょっとびっくりするなぁ。
牛乳配達のトラック運転手みたいじゃん。
「おかあさん、昔からトラックを転がすのが夢だったの」
って告白みたいじゃない?

続いては中村勉さんのメール。

「ぎゅーとら(牛虎)」
「豚捨」
両方とも記事の内容で O.K. です。
しかも、牛虎の店のマークは
牛と虎が Mix された顔でインパクト抜群です。
私としては、牛虎のコロッケのほうが
素朴な感じで大好きです。
赤福が観光客相手の名物なら、
この2店のコロッケは
「伊勢市民の名物」だと思っています。


牛と虎が Mix された顔って
神話上の妖怪みたいじゃない?
知れば知る程とてつもないなぁ。
やはりセール時期には従業員一同マーク入りの
Tシャツなんか着てしまうのだろうか?
だとしたら面白すぎるぞ!

続いては豚捨派のあきらさんのメール。

うれしすぎて無意識のうちにメールを書いています。
豚捨とぎゅーとらのコロッケ、よく食べてました。
家から豚捨まで自転車で10分くらい、
ぎゅーとらエンジェル店(これまた変な名前)
まで5分くらいのところにすんでいました。
土曜日や夏休みなどのお昼に母が買ってきてくれました。
僕は豚捨のほうが好きでしたね。


エンジェル店って!
凄い店名までひねりすぎだよ!
地名なんて全く無視の凄い展開。

由来について書いてくれた
晝川 哲志さんのメールはこんな感じ。

ほぼ日おそるべし
以前赤福の話題や赤福氷にもびっくりしましたが
ぎゅうとらと豚捨がでたのでこれは
私の出番かと・・・
かってに思いまして・・・
ぎゅうとらと豚捨の由来を・・・

ぎゅうとらは昔
牛虎っていう肉屋さんでした
なんでも創業者がお金がなかったので
安い土地をさがしたら
うしとらの方向の土地だったそうです
たしか、この様な感じのお話だったと思います
豚捨も創業者さんが
豚なんか捨ててやるぜって
いう想像どおりだったと思います
おかげ横丁は伊勢神宮の前の町のことなんですが
豚捨は、そこで豚捨ての牛丼がくえるんだぁ
私はそれが豚捨では一番大好き
あっコロッケと違いましたね


なぁにっい!
豚捨は牛丼も売ってるのかぁあ!
伊勢肉を使った牛丼。
う〜ん。なんだか勿体無いなぁ。
汁で御飯を食べて、肉は単体で食べてしまうなぁ。
そんな貧乏臭い食べ方をしてしまいそう。
でも、この豚捨って、正に牛つくしだね。
ぼくが予想した、
豚捨の由来の方も当っているみたい。
ぎゅーとらの由来については
創業者が牛年の虎さんである、
もしくは虎年の牛さんであった。
など色んな説が飛び交ったのではあるが、
どうもこれが正しいみたいだねえ。

なんだかコロッケお国自慢の方向性に
なってきた感のあるこのコーナーだが、
それはそれでよしとしよう。

おいらの住んでいる所も紹介してくれぃ!
というリクエスト。
コロッケと言えば、この店しかないでしょう!
という投稿もお待ちしております。
宛先はcro@1101.comまで。
(投稿はこちらをクリック)

2000-10-22-SUN

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