好きな人の言葉は、よく聞こえますか。
補聴器って、あるのは知っていたけれど。

イベントを開催します。
参加受付けは、今日からです!

応募受付は終了しました。
たくさんのご応募、
どうもありがとうございました!


ほぼにちわ。
通天閣あかりです。

突然ですが「好きな人の言葉は、よく聞こえますか」が、
外に飛び出します!

ほぼ日創刊日でもあり、
補聴器の日でもある6月6日から、
早いもので1ヶ月が過ぎました。

これまで、「ほぼ日」では、
頂いたたくさんのメールを肥やしにして、
「自分は、好きな人の声はよく聞こえているだろうか」
「コミュニケーションって何だろう」
「補聴器って、どんな位置づけにあるんだろう」
と、読者のみなさんと一緒に考えてきました。

小さいかもしれないけれど、今ある波をもっと広げて、
このキャンペーンが広がる土壌を作りたい。
そのために、コミュニケーションについて
日々考えておられるかたのお話を
もっと聞いてみたい、と考え、
今回、ゲストのかたもお呼びして、
都内でイベントを開催することになりました。

このイベントに、
200名様をご招待します!


参加のお申し込み受付けは、
今日12日の11時から始まります。

日時:8月25日(日)13時スタート 15時終了予定
場所:TOKYO FMホール
参加募集人数:200名
応募期間:7月12日(金)〜31日(水)


(応募者多数の場合は、抽選になります。
 先着順ではありませんので、ご了承くださいませ。)
 
応募受付は終了しました。
たくさんのご応募、
どうもありがとうございました!


今日は、このイベントに
どんなゲストに来ていただくのか、
どうして、そのゲストのかたをお呼びしたいと思ったのかを
お伝えしていきますよ!


イベントには、以下のゲストをお呼びして、
三部構成でお届けします。

第一部 <プロローグトーク>

     「しゃべること、聞くこと」
     ピーコさん×糸井重里 

第二部 <カジュアルシンポジウム>


    「聞くコミュニケーションってなんだろう」
    天野祐吉さん
  鳥越俊太郎さん
  八谷和彦さん

     /木村修造(補聴器メーカー協議会委員長)
      糸井重里

第三部 <ライブ>

    「耳からの言葉と音楽」
    谷川俊太郎さん
  谷川賢作さん

このようなテーマで、
いろんな角度から
コミュニケーションを考える手がかりを
さがしていければ、と思っています。


どうしてこのメンバーで
コミュニケーションについて
考えることになったの?



第一部:プロローグトーク
 
ピーコさん
「おしゃべりの人」ですよね。
よく話せる人は、よく伝えられる人であり、
おそらくは、「よく聞く人」なのではないでしょうか。
情報とキモチがたくさん入っていて
辛口なのに嫌みじゃない、
あの絶妙なトークはどこから生まれてくるのでしょう。
ぜひともうかがいたいことが、いっぱいあります。

「よく聞く」ことをコンセプトに「ほぼ日刊イトイ新聞」を
発信するdarling糸井重里と、
おしゃべり名人ピーコさんに
対談という形で
コミュニケーションについて話してもらいます。
どんな話が飛び出すか、楽しみですね!


第二部:カジュアルシンポジウム

今回は、
専門家が集まるシンポジウムではありませんので、
難しいことや専門的なことは、
ちょっと置いておきたいと思います。
ここでは、ゲストのかたとお客さんと一緒に
コミュニケーションについて、
ざっくばらんに、自由に、
考える場にしたいなと思っています。
今までは、そんな場さえあまりなかったと思うので、
是非、読者のみなさまにも、ご参加いただきたいのです。

コラムニスト、コメンテーターとして
おなじみの天野祐吉さんは、
広告や社会事象を通して、
コミュニケーションを考えるプロであります。

でも、その前に天野さんは、
「そろそろ補聴器が欲しいなぁ」と考えていらっしゃった人
でもありました。
いま、ご自分で補聴器を購入され、
両耳装用を試しはじめられたところだそうです。

補聴器をつける前と後で、
補聴器やコミュニケーションに対する考えが
どんなふうに変わったのか、
そのあたりのお話もぜひうかがいたいと思っています!


「ほぼ日」で鳥越俊太郎さんと言えば、
「あのくさこればい」
ご存知のように、ジャーナリスト、キャスターという
お仕事をなさっています。
日々事件を追い、人と人との
コミュニケーションのぶつかり合いを
目の当たりにするお仕事です。

よく考えてみると事件というものは、
コミュニケーションが阻害されることによって
起こる場合が、ほとんどですよね。

そんなお話をしていましたら、鳥越さんは、
「それは、かなり難しい問題だけど、
 まず、僕自身の耳が聞こえづらいことが
 このイベントで僕が補聴器の一消費者として
 話せることかなと思ってます。」

とおっしゃっていました。


八谷和彦さんは、
ポストペットを開発した
メディアアーティストです。
八谷さんはご自身で
「ぼくはコミュニケーションをとるのが下手なんです。
 だからコミュニケーションをとるには、
 どんな方法があるのかってことを、よく考えるんですね」
とおっしゃっていました。

そんな発想から八谷さんの数々の作品は生まれています。
そして、その作品は、独りよがりなものではなくて、
それをどうやって相手に伝えるか、届けるか、
ということを常に考えて創られているのです。

八谷さんの作品の中に、
お互いの見えているもの、
聞こえているものを交換する
「視聴覚交換マシン」
というものがあります。

この作品では、
視覚の交換と同じくらい、
聴覚の交換を大切なものとして
とらえているのだそうです。

「試作で視覚のみを交換したら、単に動けなくなるだけの
 拷問みたいな作品になっちゃったんですね」

とのこと。

「聞くコミュニケーションがテーマということですが、
 補聴器の前に、まずは、僕らは普段は
 どんなコミュニケーションをしているのかな?
 とかそんなことから考えられないかな、
 と思っています」

とおっしゃっていました。

八谷さんから発信されるアイデアはいつでも
「コミュニケーションから」なのです。
もしかしたら、イベント当日は
色んな作品を見せてもらえるかもです!


第三部:ライブ

谷川賢作さんは、
ピアニストであり、作曲家。
数々の映画音楽を手がけ、
ピアノソロアルバムをはじめとする数多くの作品を
発表していらっしゃいます。
また、これまでさまざまなミュージシャンとの
セッションを重ねてこられました。
まさに「音楽を通じたコミュニケーション」
体感していらっしゃるかたです。
今回のイベントでは、
父であり詩人の谷川俊太郎さん
詩の朗読&ピアノ演奏のコラボレーションライブを
していただくことになりました。
谷川俊太郎さんは
「印刷された詩が楽譜だとすれば、
 音読された詩は演奏に比べられるだろう」

(CD「クレーの天使」スペシャル・ブックレットより)
とおっしゃっているように、
以前から詩を文字面だけに置きとどめず、
朗読のステージを数多く開いてこられました。
「耳から入る」とっておきの詩と音楽を
お届けしたいと思います。

以上の、よりすぐりの6人のゲストのみなさんとともに
8月25日のイベントを行ないます。

ご参加、お待ちしております!

応募受付は終了しました。
たくさんのご応募、
どうもありがとうございました!

2002-07-12-FRI

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