| 通天閣 |
よしくみさんは、
自分で映画を撮ろうとか作ろうとか
思ったことはないんですか。 |
| よしくみ |
それはないです!
映画を作る人って、選ばれた人でないと
作れないって思ってるから。
誰でもかれでも映画撮ったらあかん
って思ってて。 |
| 通天閣 |
へえ! |
| よしくみ |
やっぱり黒澤さんとかの時代の映画って
みんな命がけで作ってるような
映画やと思うねん。
今は面白い映画がたくさんあると思うけど
あの頃の映画って全然質が違うと思う。
だから、
自分は才能ある人が作ったものを
広めることはできるけど、
自分が作ったりしてはいけないと
思っているわけです。 |
| 通天閣 |
自分で作るよりも、
みんなに見て!って言いたいんですね。 |
| よしくみ |
そうだね、いいものを紹介したい
っていう気持ちが強いね。
それから「映画」っていうか、
「映画館」が好きやねえ。
ビデオはまったく借りない。
だから、
自分がいいと思ってる作品を買ってきて
映画館で上映するっていう夢が叶って、
ほんとうによかったと思ってる!
|
| 通天閣 |
その夢が叶った今、
よしくみさんの次の夢はなんですか。 |
| よしくみ |
(即答で)
「チェブラーシカ」の名前で
映画を配給すること!
次に上映したい映画は、私のなかでは
もう決まってて、
その映画配給への道っていう連載を
チェブのホームページでも
やっていくつもりやねん。 |
| 通天閣 |
上映したい映画って、
どういうところで見つけてくるんですか。 |
| よしくみ |
図書館だったりいろいろと資料を探して
地道に見つけてる。
古い映画のフィルムの権利をたどっていく
っていう方法だね。
だいたい新しい映画を
映画祭で買い付けるのとかは
もう、億単位のお金がかかる
どえらいことやから、
そこで勝負しようとは思わへんけどね。 |
| 通天閣 |
そういう自分の買ってきた映画が上映されて、
お客さんが嬉しそうな顔で
帰っていくのを見たりすると、
やみつきになりそうですね!
|
| 通天閣 |
東京に来て、何か自分が変わったなと
思うことってありますか。 |
| よしくみ |
気持ち的に、全然違うかなあ。 |
| 通天閣 |
がんばらないとっていう気持ちが
強くなるっていうことですか? |
| よしくみ |
関西だと、親とか友達がいるから、
頼れることが多くて、逆に不安やった。 |
| 通天閣 |
頼れるのに、不安? |
| よしくみ |
うん。頼れる状況に甘えてしまって
このまま一生ここにいようと思えば
いれるけど、それでいいんか?
私、このままで終わるんかなあって。
東京に来て、やりたいことやってて、
この先どうなるかはわかんないけど、
一応やっていけてるっていう今のほうが
気持ち的に安定してるなあ。 |
| 通天閣 |
なるほどなあ。
前に進んでるっていう気がするんですかね。
わたしも京都から出てきて
働いてるだけに、
なんとなくわかる気がします。ウンウン。 |
| よしくみ |
いやいや、あんた大阪やん。 |
| 通天閣 |
じゃあ、しばらくは東京で
頑張られる、ということですね。 |
| よしくみ |
そうやね。
おばあさんになったら、
場末の映画館でモギリしたり、
ちらし貼ったりして、
お客さんに、
「あの人、昔『チェブラーシカ』
っていう映画を見つけてきた人らしいで」
とか言われるのがサイコー! |
| 通天閣 |
伝説の人として生きていかれるんですね。(笑)
今回はどうもありがとうございました!
「でかい耳」つながりで、
いつかまた、
一緒に何かやらせてもらいたいです。 |
| よしくみ |
ほんまやね!
こっちこそありがとう!

ご愛読、ありがとうございました〜。
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