永田先生のカモミールティー。

永田先生が育てたカモミール、
ハーブティーにして、販売します。


さまざまな野菜やくだものを、おいしくするのが、
永田照喜治先生の仕事だとお思いでしょうが、
先生はちょこちょことハーブもつくっていたんです。
香りが高くて成分の濃い「バジル」もすばらしいんですが、
浜松の家の庭先に「適当にまいておいただけですよ」という
カモミールが、すばらしい「作品」なのでした。

花だけ摘んで天日で乾かしたものを、
ハーブティーとして飲むのですが、
一度でもこれを飲んだら、
もう一般に売ってるのを飲めないくらい。
ほんの数粒の花を、ティーポットに入れてお湯を注ぐ。
それでしかも、何煎でもくりかえしおいしく出るんです。
新鮮なリンゴのような香りが漂って、軽い甘みを感じる、
そして、ふうっと心が落ち着いてくる。

永田先生に、何度かいただいていたのですが、
なくなっちゃうわけです、飲んでいるうちに。
で、「いっそ、庭でちょっと、でなく
もっとたくさん育てませんか」と、提案したのです。
そしたら、「じゃ、とにかくタネをまいておきますよ」と、
浜松に新しく畑を借りて、
寒い冬のうちに準備をしておいてくれたのです。

あれ、そろそろかな、どうなったかなぁ、と思っていたら、
先日、唐突に現地に連れていってくれて。
わーお、一面のカモミールの畑です!!



なんとそこではもう、6人の男女が、
花摘みまでしているではありませんか。
「これで、イトイさんの欲しい分くらいは間に合いますよ」
と、先生、笑っているけれど、
そんな量ではないんです!
当初、夢のように語り合っていたとおりに、
「ほぼ日」を通じて、「ほぼ日農園スペシャル」として
販売することができます。

ただ、おいしく作るための人手や手間が
たくさんかかったので、
一般的に売られているカモミールティーより、
かなり高価なものになってしまいました。
「高いなぁ」と言われながら販売するのは
気が進まなかったので、
以前SKIPの野菜を季節ごとにお送りしていた方々に、
この永田先生特製のカモミールティーをお贈りしました。
(その時に同封した手紙の一部を参考までに)
そうしたら、
「妻がハーブには詳しいのですが、
 この香りはすばらしいと大絶賛でした」
「知っていたカモミールティとぜんぜんちがう!」
「販売はしないんですか?」

というような声を次々にいただいたのです。

これなら、ほんとうに理解していただいて
販売するということもしてみよう、と、
やっぱり、ほんの少しだけですが、
販売することにしました。



1袋35g
(1日1杯としたら、約半年から1年飲めます)

のカモミールティーを下記のように200袋、
抽選で販売
することにいたしました。

前に、吉川町「杜氏の里」の酒粕を、
販売したことがありましたっけ。
あの場合は、酒粕そのものは安いのに、
送料を含むと1000円を超えてしまうという、
常識的にはおかしな販売でしたが、
とても喜ばれたのをおぼえています。
あのときのような感じで、
申し込んでいただけたら幸いです。

販売期間 7月26日(月)11時から
7月28日(水)15時まで
販売方法 3日間受け付けした後、
抽選で200名様に
お一人につき一袋
販売します。
販売価格 2000円(税込み、送料含む)
支払方法 代引きのみ

抽選ではずれてしまうかたは本当にごめんなさい。
今回は、もともと販売予定のない商品でしたので、
販売できる数量がもともと少なかったということを、
どうかご了承いただければと思います。

また、8月8日(日)朝6時15分〜、NHKにて
『糸井重里のおいしい野菜つくっちゃいました』
という番組が放送されます。
永田先生が登場して、その農法を学びながら
おいしい野菜づくりをゲストの小泉今日子さんや
イラストレーターのこぐれひでこさんたちが
実際に体験する番組です。
ちょっと朝早いですが、
永田先生のカモミールティーを飲みながら、
こちらもゆっくりお楽しみいただければと思います!

それでは7月26日(月)からの抽選販売をお楽しみにー。

2004-07-21-WED

HOME
戻る