坊さん。
57番札所24歳住職7転8起の日々。

第23回 風呂敷はすごい!

ほぼにちは

密成です。

散髪の話に出てきたバリカンを売っているらしい
業者
(本も扱っているけど“出版社”では、なかったです。)
のカタログをチェックしてみました。

ちなみにここの“キラー・アイテム”は
坊さん専用の「手帳」みたいです。
僕は「ほぼ日手帳」ですが。

しっかし、いろいろあるねぇ。

梵字、甲骨文字、海外の漢字が収録されたCD-ROM
鏡餅(かがみもち)切り器
“正座が一気に楽になる”「伸びるたび」
「紙折り器」
(寺報・儀式の案内状を“折る”機械。
 39万8000円也!)

壮観であります。

しかし肝心の「バリカン」が載ってないので
電話して資料をFAXしてもらいました。

おっ、坊さんの後頭部が
ガンガン剃れてゆく衝撃写真が
載ってる!!
(この人に“ギャラ”は、発生したのかなぁ?)

「僧侶の皆様にとって電動バリカンは
 ほとんど毎日お使いになる
 身近な存在です。
 だからこそ少しの妥協もしたくないと
 思いの方々が多いことを知っています。」

“知っています”ってのがすごいね。

でも、そうです。ハイ。おっしゃる通りです。

ちなみに僕は「不朽の名機交流式」
(すごいなぁ)ではなくて
「新発売の充電式」を狙ってます。

携帯の隣に置きます。

問題は刈り高で0.05ミリから
16ミリタイプまで15タイプもあります。

「バリカン買うんですけど、
 いつも何ミリでしてるんですか?」

って、散髪屋さんには電話しにくいしねぇ。まいったな。

買ったらレビュー書きますね。

でも僕の経験から言うと

「お待たせしました!今まで無かった
 “寺院専用”がなんと新発売!!」

なんてのを、興奮して買うと失敗することが多いね。
どうしてだろう?マーケットが小さいからかな?

それよりか「無印良品」なんかの
カタログをパラパラみてて

「あっ、これ記帳机に良さそう!」

といった感じの方が成功するパターンが多いです。

でも「昔からあるもの」ってのは
やっぱり凄いモンが多いよ。

その代表選手は「風呂敷」です。

葬式の時の坊さんを観ればわかりますが、
凄い重装備なんですね。荷物もとても大きくなります。

じいちゃんは荷物を大きなバックに入れて
運んでたんですが
僕は常に、おっきい風呂敷です。

なにが便利ってどんな大きさにも対応できて
使わないときは小さなバックや
懐にもしまえるところです。
軽いしね。

この前高野山に伝授を受けに行った時にも便利でした。

伝授が終わると「許可」(こか)と言って

「どんな真言、印を授けたか。
 そしてそれはどのような系譜なのか。」

が記載された長い紙を頂きます。
帰り道、バックしか持ってない人は困ってましたね。

そこで僕は、懐からスルッと風呂敷を出して
キュと縛ってバッチリです。
かなり年上の僧侶も

「すいませんが、入れておいてくれます?
 こういう時はやっぱ風呂敷やねぇ。」

って言っておられました。

なんでじいちゃんは風呂敷使わなかったのかなぁ。
たぶん“ジジくさい”って思ったんだろう。
そんな気がします。

今思ったけど
「ほぼ日」の「永久紙袋」に
でっかい風呂敷が1枚か2枚付いてたら良くない?

「アッキィ画伯」のあの無茶苦茶ポップな
「坊さん」のアイコンが染め込んであってね。
(風呂敷を持ってるバージョン)

「ほぼ日」の「家紋」付きってのもいいなぁ。

「肩紐」なんかが付いてたら、移動の時、
便利な気がします。

とにかく、みんなも「風呂敷」使ってみてね。
びっくりするよ。

ミッセイ

2002-02-01-FRI

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