BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第85回 旭川世界大会への道<その3>


どもども!ってことで、第3回目です。

アメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、スイス、
オーストラリア、オランダ、デンマーク、カナダ、
スペイン、そして日本と、全世界11カ国から、
約100名の選手が旭川に集結し、
9日間に及ぶ熱戦がスタートしました!

‥‥と書くと、
一気に各国選手同士の激闘が始まりそうですが、
そこはブーメランの世界大会です。
初日はブーメラン普及のための「体験講習会」なのだ。
会場に集まった一般の人約150名に、
スポンジ製のブーメランを楽しんでもらいます。
指導をするのは、世界のトップクラスの選手たち。
毎度のことですが、こんなアットホームな感じで
世界大会は幕を開けるのです。

翌2日目から、いよいよ団体戦がスタート。
1チーム6名編成で、ホスト国の日本から3チーム、
ドイツ、アメリカ、フランスなどから各2チーム、
そして、女子ナショナルチームやベテランチームなど、
合計で14チームが参加。
3日間かけ7種目で勝負するのだ。
正確さや、早さ、滞空時間などを競います。

そうそう、今回、面白かったのが、
各チームのユニフォームやチーム名。
日本を意識したものが結構多かったのだ。
アメリカチームの名称は「山男」と「風神Posse」。
意味はちゃんと分かっていたんでしょうか。
山男チームに女性が入っていました。(笑)
ドイツチームのユニフォームには「独団」という漢字。
スイスチームは代表選手の名前を、
わざわざ漢字にしてプリントしていました。
例えば、マヌエルという選手は「真奴江流」。
こりゃ日本人でもなかなか読めませんよ。


さて、肝心の団体戦の結果ですが、
ドイツが優勝、日本は前大会と同じ5位でした。
みんなで助け合って、5位を死守したという感じ。
上位チームとはまだまだレベルの差がありますね。
表彰台はかなり遠かったです‥‥。

トップチームとのレベルの差を一番感じたのは、
風が吹いている時の安定感でした。
トギーだと風に翻弄されてバタバタするところが、
トッププレイヤーは全くそんな感じがない。
まるで風が吹いていないかのようでした。
まだまだ鍛錬が必要なようなのだ。


トギーにしては珍しく大爆笑ネタもなく、
比較的静かに終わった団体戦でした。

さて、次回は個人戦のお話。
「まさか!」の事態が起こっております。
お楽しみに!


トギー(栂井靖弘)
KBN(関西ブーメランネットワーク)
http://www.kbn3.com

2006-08-06-SUN

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