BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第20回 ブーメラン世界大会への道2000<その7>

ヘロー、トギーだす。
「ブーメランのある暮らし」もついに20回なのだ。
ってなことで、今回はちょっと長め。
<その7>は「団体戦2日目」。

2月7日は前日の強風とは打って変わって、微風。
気温も過ごしやすい気候になったのだ。
「これがオーストラリアや!」などと思っているのも
つかの間に試合スタート。

今日の最初の種目は、チームエンデュランス。
チームエンデュランスという種目は、
5分間で合計何回キャッチできるかを競うのだ。
4人が参加して、それぞれがまず1分ずつ投げる。
4人が1周したら、残りの1分は誰が投げてもよいのだ。
トギーは調子が良かったので、
第1投者とアンカーをやりました。
最初のトギーは、1分間で11回キャッチ。
他のメンバーも7、8回ずつのキャッチと順調。
満を持してアンカートギーの再登場。
快調にキャッチandスローを繰り返していると、
思わぬアクシデントが……。

審判にブーメランを当てちゃいました。
当てようと思っても当たらないのに、
こういう時だけ当たっちゃう。
思わぬアクシデントで、タイムロス……。
抗議しましたが、投げる前に審判の位置を
確認しなかったトギーが悪いということで却下。
一方審判は、ノックアウトの重傷かと思いましたが、
全然平気そうでした。
あぁ……こちらがノックアウト……。

午後からは、昨日もあったチームオージーラウンド。
昨日はノーキャッチだったので、
今日は気合い入りまくりで、いざ勝負。
1〜4投目までは、40メートルを飛ばし全てキャッチ。
そこそこ正確さの点も入り、
「ええ感じや!」などと思っていると、
5投目は<その2>で書いたダイビングキャッチを、
またやっちゃいました。
今度はダイビングしてから、体ごと1回転。
その瞬間、頭を強打……。
薄れゆく意識の中で、他の選手の笑い声が、
フェードアウトしていったのだ。
「……」
「……O…」
「…OK?」っと聞こえたのは、意識が戻ってから。
約10秒、気を失っちゃいました。
でも、ブーメランはちゃんとキャッチしてましたよ。
ノックアウト寸前まで追い込まれたトギーですが、
特に問題なし。
良かったのだ。


そして、2日目のクライマックスは、
チームリレー(<その3>参照)なのだ。
相手はなんと、前回の覇者、
ドイツチームの「ヤングガンズ」(前回参照)。
ヤングガンズは、今回の世界大会でも現在首位。
「ガ・ン・バ・レ!」と、他国チームの人からも激励され、
ついにスタート。
そして、運命的な一瞬が……。
わたくしトギーは、
ヤングガンズより早くスタート地点帰ってきたのだ。
盛り上がるフィールド!
「勝った……」
と思ったら、二人目まででした。
その後、あっと言う間に抜かれて、
終わってみれば負けちゃいました。
もう少しでヤングガンズを
ノックアウトできそうだったのに……。

ということで、ノックアウトな2日目は、
ダウンしていったのでした。

次回に続く

2000-02-22-TUE

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