BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第19回 ブーメラン世界大会への道2000<その6>

どもども、トギーです。
<その6>は「団体戦1日目」。

2月6日、ついに「ブーメラン世界大会」開幕!
今日から3日間は団体戦なので、
ペース配分を考えながら投げないと、肩も心配なのだ。
トギーは世界大会団体戦経験者ですが、
他のメンバーは初出場。
「練習で投げすぎたらあかんでぇー」と
アドバイスしながらフィールドへ。

「おるおる、魔物たちが……」と思いつつ、
フィールドを見回していると、第11回の話にも登場した、
世界チャンピオンのフリドリン・フロストを発見。
今回もドイツの「ヤングガンズ」チームは強そうなのだ。
……と魔物ウォッチングをしている間に、
オープニングセレモニーがスタート。
本場オーストラリアということで、
アボリジニが登場したのだ。
各国のキャプテンに木の枝を渡したり、煙を焚いたり、
ブーメランを楽器にしてダンスする儀式には、
各国の選手たちも興味津々でした。

一同感激の中、団体戦の幕は開きました。
ところが、初日から強風。
前日の不安的中で、困惑しちゃいました。
「どこの選手も条件は一緒や!」と気分を改めて、
試合に挑みましたが……。
条件は一緒だけど、腕の方は一緒じゃなかったのだ。

チームオージーラウンドという種目は、
距離を飛ばして正確に戻し、キャッチする種目で、
いちばんブーメランらしい競技。
「飛距離」6点(距離は最高で50メートル)、
「正確さ」10点、
「キャッチ」4点の
合計20点満点なのだ。
それを5投するんですが、トギーはなんとノーキャッチ。
正確さの点が入ったので、0点はまぬがれましたが、
ボロボロでした。
一方、各国の選手達は、正確さは多少悪くても、
キャッチしてるんだな、これが。

そんな、
さい先の悪いスタートを切ったトギーチームですが、
訪問者が来てくれました。
ほぼ日の読者の、ちさちさんなのだ。
ちさちさんはトギーチームの影のサポーターで、
現地の情報をメールでいっぱい送っていただきました。
ちさちさん、ありがとうございました。
(写真を撮るの忘れちゃってごめんなさい)。

ということで、いろいろあった初日の競技は、
夜の8時30分まで続き、ヘロヘロで終わったのでした。

次回に続く

2000-02-18-FRI

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