糸井重里の原稿からつくる、 1冊分のことばのかたまり。    小さいことばシリーズ最新作    羊どろぼう。  糸井重里   2011年2月22日(火) 注文受付開始。
糸井重里が1年間に書いたほぼすべての原稿、
そして、ツイッターにつぶやいたことばのなかから、
こころに残ることばを厳選し、ぎゅっと凝縮した本。
それが、2007年から続いている
「小さいことば」シリーズです。

その最新作となる『羊どろぼう。』が、
できあがりました。

本のあちこちに
踊るように散らばっているのは、
膨大なことばのなかからじっくり絞り込まれた
227個の「小さいことば」たち。

それは、ときに詩のようだったり、
思わず微笑むようなユーモアだったり、
しみじみしたエッセイだったり、
ちょっとした名言だったり、
日常のなかで発見した法則だったり、
ただの冗談だったり‥‥。

どれもみじかいことばばかりですが、
きっと、読んだあと、
あなたになにかをもたらすはずです。

本のなかには、糸井重里の写真日記
「気まぐれカメら」からの写真も
ふんだんに掲載されてます。
あと、何人かのゲストの方から
ちょっとしたメッセージが、本のどこかに。

すぐに読めて、長く読めて、何度も読めて、
そこにあるだけでも、うれしくなる。
そんな本に、今年も仕上がりました。

どうぞ、あなた用の1冊も。



見ていると吸い込まれてしまいそうな、
表紙カバーの女の子の絵は、
もちろん、奈良美智さんによるもの。

この絵は昨年描かれたばかりのもので、
ニューヨークでひらかれた
奈良さんの個展で初公開されたそうです。
日本では、まだ公開されていません。

このたび、『羊どろぼう。』のために、
奈良美智さんがみずから選んでくださいました。
また、絵を印刷するにあたり、
細かい色の調整を細かく
ディレクションしてくださいました。

奈良美智さんのプロフィールはこちら
ほぼ日ストア購入特典「レシピどろぼう。」は、
注文が限定数に達しましたので、
特典付属を終了いたしました。
たくさんのご注文、どうもありがとうございました。
なお、再度の特典付属の予定は、ありません。



これまでの「小さいことば」シリーズは、
全国のロフトや、一部のイベントでの発売をのぞき、
基本的には、ほぼ日刊イトイ新聞内の
「ほぼ日ストア」でしか購入できませんでしたが、
このたび、多くのリクエストを受けて検討した結果、
この『羊どろぼう。』から販売機会を広げ、
ほぼ日ブックスを取り扱っている
全国の大手書店さんなどにも並ぶこととなりました。
Amazonや楽天といった、
大手のネットサイトにも流通いたします。
(書店での販売日は3月11日を予定しています)

当初は、糸井重里の「私家版」として、
手渡しするように販売されていた
「小さいことば」シリーズですが、
今年5年目を迎え、きちんと続くシリーズとして
より多くのみなさんの手に
届けたいと考えたためです。

なお、
「裏表紙にバーコードと定価を記さない」、
「手触りと風合いを重視して
 表紙カバーに過度のコーティングを施さない」
といった「私家版」ならではのこだわりについては、
『羊どろぼう。』でもそのまま継承しております。
つまり、販売の機会は広がったけれども、
本自体の個性については、
なにも変わっていないということです。

『羊どろぼう。』だけでなく
ほかの「小さいことば」シリーズも、
本屋さんからのご要望があれば
ほかの「ほぼ日ブックス」と同様に
お届けさせていただく予定です。

『羊どろぼう。』の取り扱い書店に関しては、
こちらからご確認ください。
また、ご来店の前には、
お店に在庫があるかどうかを
お問い合わせいただけますよう
お願いいたします。


え? 本なのにテーマ曲?
そうなんです。

前作、『あたまのなかにある公園。』の
内容をご紹介するスライドショーで
音楽をつかわせていただいた
「栗コーダーカルテット」のみなさんが、
『羊どろぼう。』のために、
テーマ曲を書きおろしてくださいました。

スライドーショーをご覧になった方は
すでにお聴きいただいたと思いますが、
明るくてポップな、とっても素敵な曲です。


この、栗コーダーカルテットさんによるテーマ曲、
『羊どろぼう。』の音楽データを、
「ほぼ日ストア」にてダウンロード販売いたします。

『羊どろぼう。』といっしょに
『羊どろぼう。』もいかがですか?

このページのいちばん上のバーのところの
「『羊どろぼう』テーマ曲」というところを
クリックしてみてくださいね。

栗コーダーカルテット
オフィシャルウェブサイトはこちら



(クリックすると、大きくなります)
このタイトルにしてこの装画、
まるで最初から決まっていたかのように
本が形になっていきました。
夜おそく「ひとりぼっち」で
デザインしていたとき
なぜだかちょっとゾクッとしてしまったのです。

もちろん、ことばも写真もゾクッときます。
笑えたり、納得したり、
しんみりしたり、腹減ったり。

どうやら羊をぬすまれてしまったようで
今回は、いつにもまして
深夜の作業が多かった気がします。
でも連日のほぼ日での夜更かし作業、
なんだか楽しかったです。

『羊どろぼう。』、
ぜひお手にとってお楽しみください。
私は自分の担当する本は、
出来上がるまで読みません。
いや、もちろんチラ見はしますが、
通して読むことはありません。

それは単純に仕事に差し障るから。
いちいち読んでいたら、
そしてそれが面白かったら
まったく前に進めなくなってしまうので。

そういう意味でこの本は危険です。
短いセンテンスの中に面白さが完結しているから。
多くても2ページの中に
目くるめく世界が広がっています。
そしてついつい頁から頁へ目を通してしまいます。

本としてはとてつもなく面白く、
そして仕事としてはとてつもなく危険な本、
それがこのシリーズのごくごく私的な感想です。

では5冊目の今回はどうかというと。

例によって例のごとく
仕事がまったくはかどりません。
あぁ、今日もひとり職場でため息をつきつつ、
気づいたら手を止めて
目を動かしている自分にはっとする訳で。

皆様、お手にとってごらん下さい。
きっと私に同情していただけること請け合いです。
では、どうぞお楽しみに。

進行担当として、
時折「締切り」という無粋な刃をちらつかせつつ、
編集の永田とデザイナーの清水さんを
おいまわしながらも、この本ができあがるまでを
かたわらでつぶさにみてきました。

糸井重里が一年間に書く文章は
膨大な量になります。
永田が編集する前のテキストは、
それこそプリントアウトをしたら、
一山にもなる状態だと思います。

その文章の一つ一つに目をとおし、
ことばをきりだしていき、
さらに、そのことばを並び替えて、
「流れ」をつくりだして、
デザイナーの清水さんと一緒に
一冊の本にまとめあげていく作業は、
生やさしいものではないと感じます。

それでも、ふたりがことばと格闘しながら、
うっとりとことばをあじわいながら
仕事をするようすは
とても楽しそうで、うらやましくなります。
「もう、ぼちぼちですよ。」と声をかけることが
罪にあたりそうなくらいです。

そんなふうにことばを
いつくしみながらできあがった本が、
『羊どろぼう。』です。

無事に、完成して、
本当によかったです。

多くの人によんでもらえますように。
※担当編集者からのご挨拶は、
 ずいぶん長い文章になりましたので、
 お時間のある方は、
 こちらをお読みください。
注文いただいた『羊どろぼう。』は
ご注文日から1〜3営業日以内に出荷する予定です。
本の注文はこちらへ
「音楽データの購入」はこちら!
著者:糸井重里
発行:東京糸井重里事務所
価格:1400円+税
(配送手数料別)
ページ数:308ページ
単行本『羊どろぼう。』を
お求めのみなさまへ
訂正のお知らせ
あたまのなかにある公園。
(2010年発行)
著者:糸井重里
発行:東京糸井重里事務所
価格:1400円+税
(配送手数料別)
ページ数:308ページ
ともだちがやって来た。
(2009年発行)
著者:糸井重里
発行:東京糸井重里事務所
価格:1400円+税
(配送手数料別)
ページ数:284ページ
思い出したら、思い出になった。
(2008年発行)
著者:糸井重里
発行:東京糸井重里事務所
価格:1400円+税
(配送手数料別)
ページ数:284ページ
小さいことばを歌う場所
(2007年発行)
著者:糸井重里
発行:東京糸井重里事務所
価格:1300円+税
(配送手数料別)
ページ数:270ページ
2011-10-26-WED