高校時代、インド・ネパールへ一人旅して以降、
世界各地を冒険し、ついには
七大陸の最高峰登頂を世界最年少で達成した
冒険家・写真家の石川直樹さん。

書籍『はたらきたい。』では、
カバーをはじめ、本のところどころに
石川さんの写真を使わせていただきました。

世界各地の「秘境」ともいえる場所へ
みずからの足でたどり着き、フィルムに収めてきた
石川さんの写真には、
自然のきびしさや過酷さとおなじくらい、
人の希望や豊かさが写っているように感じます。

まさに『はたらきたい。』という本にピッタリだと思い、
お願いしたところ、快諾をいただいたのです。

まず、本の顔となる「カバー」には
南米で撮影された「無数の手の壁画」の写真を
全面に使わせていただきました。




2006年、南米・パタゴニアの洞窟で撮影された
「ネガティブハンド」という壁画。
口に含んだ顔料を、手の上から吹き付けて
その輪郭だけを写し取っており、
「反転した手」という意味あいから
「ネガティブハンド」と呼ばれる。
なぜ、この壁画が描かれはじめたのかは不明だが、
数千年前から、世界の各地にあらわれた。

石川さんは、この壁画を「写真の原型」だと感じ、
ずっと、撮りたいと思っていたそうです。
写真集『NEW DIMENSION』(赤々舍刊)より



また、この本のなかには、次の2枚の写真を
見開きでレイアウトしました。
実際のページでは、それぞれの写真に合うような
だれかの「100のことば」が、載せられています。



2006年、北極圏、ノルウェーの海。
フィヨルドの海岸線に残されている壁画を求め、
カヤックを漕いでいるときに撮影。

写真集『NEW DIMENSION』(赤々舍刊)より





2006年、ハワイ島の星空。
「赤道儀」と呼ばれる特殊な機械を用い、
星の動きに合わせて、
少しずつカメラも動かしながら撮影した。
写真集『NEW DIMENSION』(赤々舍刊)より



最後に、ひみつ、というわけでもないのですが‥‥。

この本のどこかに、次の写真が隠されています。
「ほぼ日」のなかにもアーカイブの存在しない
「101個めのことば」とともに。



2006年、グリーンランドのイルリサットという町を
飛行機のなかから撮影したもの。
北極圏に位置するため、
冬にはほとんど昼がやってこない「極夜」の町。
一日に2〜3時間しか顔を出さない太陽が沈んでいく、
そのわずかな時間を撮影した一枚。
写真集『POLAR』(リトルモア刊)より





「ほぼ日ストア」で取り扱う最初の5000部には、
お申し込みいただいた感謝の気持ちを込め、
「ちいさなポスター」(タテ11.8cm×ヨコ17.8cm)を
お付けしたいと思います。

上で紹介した石川直樹さんの「星空」の写真を
しっかりした紙にきれいに印刷して、つくりました。

無数の希望がまたたくような星空の写真には、
ある日の「ほぼ日」に届いたメールのなかから見つけた、
次のことばを、載せました。

Learn as if you will Live Forever,
Live as if you will Die Tomorrow.
永遠に生きるかのように学べ。
明日死ぬかのように生きろ



おわけできる数は限られてしまうのですが、
本に載らなかった「102個めのことば」として
ずっと大切にしていただけたら、うれしいです。



お申し込みの前に
ご確認いただきたいこと


定価:1365円
(消費税込・配送手数料別)
仕様:ソフトカバー 280ページ
ISBN:978-4-902516-17-3
判型:四六版(127×188mm)
重量:369g

ほぼ日ストア予約開始:3月5日
ほぼ日ストア出荷開始:3月17日
一般書店での発売開始:3月18日




(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN /// Photo : Naoki Ishikawa