自転車思想。
チャリンコは、未来そのものの顔をしている。

KETTAフェスティバル

こんにちは!

おっと気がついたら9月も半ば。
6月に書いた、名古屋KETTAフェスティバル
もうすぐです!
うおぉ、光陰矢のごとし。

……、スミマセン。
更新、滞っていましたから、ここでご説明。
名古屋KETTAフェスティバルとは、
今度の10月5〜6日の週末に、
愛知県名古屋市の久屋大通り公園という場所で行われる、
今までにないタイプの自転車イベントなんです。

「今までにないってどういうこと?」

はい、お答えしちゃいましょう。
自転車のイベントというと、
レースやサイクリング大会が多いですよね。
それにいわゆる自転車ショー、つまり見本市。
こういったものが多いんですが、
KETTAフェスティバルのメインテーマは、
ズバリ、街と自転車です。

「街を一番楽しめる乗り物は自転車なんだぜっ!」

って、そんな気合の元に、
市民・行政・企業が垣根を越えて集結します。

僕の参加しているユニット「トウキョウカクメイカ」も、
KETTAフェスで「自転車カフェ」やろうぜ、
と鼻息荒く手を挙げていました。
……が、ある者は仕事の忙しさに身動き取れなかったり、
またある者は突然岐阜へと引越を思い立ったり、
さらにもある者はワールドカップ決勝の夜に、
なぜか道路と仲良しになって、入院していたりと、
大丈夫なのか?と思われるような状況でした。
しかし、大丈夫。
僕たちは動き出します。
これはもう、8月31日になってから
夏休みの宿題を猛ダッシュで始める小学生の気分。

とりあえず決まっていること。
僕たちの出発点でもある自転車カフェを
KETTAフェスティバル会場内に作る。
まずは、ここからです。
この件で、8月27日に都内某所で、
上京してきた名古屋の原さんと打ち合わせ。
すでに会場内に予定されている飲食・休憩スペースを、
僕たちにレイアウトさせてくれる方向で決定しました。

さーて、ここからが知恵の絞りどころ。
限られた時間と予算の中で、

「KETTAフェスティバルはすげえなぁ!」

来てもらった人たちの印象に残るような、
気持ちのいい空間を作りたい!
自転車で街を楽しむことを既に知っている人も、
まだ知らない人にも、喜んでもらいたいんです。
話し合いは数時間に及び、
原さんも興味津々、話を聞いてくれます。

「ボクはわかったよ。
 トウキョウカクメイカは未来を向いている。
 だから、会場のど真ん中を空けて待ってるよ。」

僕ら、ほとんど男泣き。
ここで立たなきゃ、いつ立つんだ!?
ヤッシーは猛然とスケッチを書き始めました。
空間全体を見据えながら、
カフェがただのカフェじゃなくって、
”自転車カフェ”として成立するためのデザイン。
時間と予算の綱渡りを続けながら、
気持ちの良い落しどころを探っていきます。
今度は、逆にその着地点から発想して、
KETTAフェスティバル全体の空間作りにまで、
彼の構想は広がっていきます。
僕が言葉で表現した、

「こんなんあったら、
 街と自転車はもっと楽しくなるなぁ。」

ということが、
具体的な絵やモノに変換されていくのは、
喜びとともに、うらやましさも感じさせれらました。

そして、ようやく今回の切り口は決まりました。
街と自転車のいい関係を作るための、
コンセプトモデル的なカフェです。
ちょっと(だいぶ?)遅い夏休みの自由研究、
今からが正念場です!

Ride Safe!

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追伸、前回ご紹介した藤田さん作のビーチクルーザー、
引き続き乗っていただける方を募集中です。
ちょっと値下げして6万円にて、いかがですか?
藤田さんともども、ご連絡お待ちしております!

2002-09-23-MON

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