── 映画では、お父さんとお話するのは
夕飯のときとか、
キャッチボールしているときだったよね。
あのキャッチボールのシーンは、
とても好きです。
隆之介くんは、さっき言ったような
パパとママのプロポーズのお話なんかは、
どういうときに訊くの?
隆之介 パッと思いついたとき。
というか、パッと思いついたことを
すぐに言っちゃうの、ぼく。
── おお、そうなんだ。
すべての大人がそうなると
素直になって、いいかもね。
隆之介 昔からおしゃべりだったよ、ぼく。
あのね、スーパーとかに行っても
知らないおじちゃんに
こんにちは、りゅうでーす、って
近づいていったりしてた。
訊かれてもいないのに、
ねえねえねえ、りゅうね、3歳になったの、
好きなものは電車なの!
── よくさらわれないで
ここまで来たね!
隆之介 あとね、電車を途中で
降りちゃったこともあるよ。
東上線に乗ってて
加藤茶さんに似た声の
車掌さんだったことがあって、
可笑しくなっちゃって、
「もうダメだー、ギブだー」って
ドアが開いたら降りちゃった。
── 途中なのに、降りたの?
隆之介 うん、笑いすぎて、降りちゃった。
そんで、次の電車に乗ったの。
ほぼ日
女子部
(遠巻きに)ああ〜天使だー!!
ザワザワザワ‥‥
── 隆之介くんといっしょにいると、
みんなたのしいだろうね。
隆之介 そうかな?
「遊ぼ」って声をかけてくれた子が
ぼくより先に疲れちゃうことが多いよ。
── 隆之介くん、元気だもんね!

何を訊かれてもめちゃくちゃうれしそうに
「えっとねー!!」と
考えてくれる隆之介くん。
子役、というイメージで、
とてもしっかりしている現代的なお子さんを
想像していたのですが、
子どもらしさをたたえた、思いやりある、
まさに「愛らしい」という言葉が
ピッタリの人なのでした。
(明日につづきます!)

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2004-11-14-SUN


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