みんなで行った、 阿寒きのこの森。
17 収穫まつり

阿寒からのレポートは、今回でラストになりました。
最後はみんなで、
しずかな湖面をながめながら
おいしいきのこ料理をいただきます。
たのしい時間はあっという間に過ぎて‥‥。
ああ、もうそろそろ、空港に向かわなくちゃ‥‥。

 






のんびりを
絵にすると。
 

ゆーないとさんの舞いも終わり、
湖を背に、
きのこ汁が煮えるのを待ちます。
「のんびり」を絵にしたような写真。

はやく煮えないかなー。
でも、煮えてしまうと
食べちゃって、おしまいだなー。
でもやっぱり、たのしみだな‥‥。

フィナーレへ向かいます。

3%気になる。

のんびりと談笑しながらも、
鍋のことが3%ぐらい気になる。
いや、ほんとはもっと気になってる。
はー、がまんがまん。


刻々と。  

湖上の空模様は、
刻々とうつりかわります。
きれいに晴れていたと思ったら
いつのまにか雲がさし、
ちょっとポツリと
雨がきた時間もありました。
雄阿寒岳の頂上付近だけ
日に照らされています。

ぼくらの横では鍋がぐつぐつ。






煮えたかも?!  

ぐつぐつの音が大きくなってきました。
ついに、きのこ汁ができたかも?
ふたをあけてみたら‥‥。

わー、いいのではないでしょうかー。
あれ? でもマイタケ‥‥は?
あ、入れ忘れた!
ゆーないとさんが舞った場所に
おきっぱなしです。
どうしましょう、マイタケ?
これはこれでいったん食べて、
次のやつにマイタケを入れます?
それとも、いまマイタケを入れて、
もう一度ふたをします?
‥‥ええと、
いま入れましょう!
マイタケはすぐ火が通りますから、
いま入れちゃいましょう!

不測の事態。
とっさの判断力が試される
ひりひりした瞬間でした。

さあ〜、あとひといきぃ!!

忘れ物。

マイタケ、忘れちゃって
ごめんなさい!
舞うことに精一杯すぎて‥‥。
鍋を動画で。  

ぐつぐつ、ぐつぐつ・・。

はやる気持ちをおさえながら
鍋を見まもる僕ら。

いよいよというときに起きた
「マイタケ入れ忘れ事件」の模様も
ついでにどうぞ。






きのこ汁、完成!  

マイタケ、煮えた?
煮えたんじゃない?
もういいよ、食べちゃえ食べちゃえ、
ってことできのこ汁完成!

最初に食べるのはもちろんこの方。
どうですか?どうですか?

「・・・はふはふ、もぐもぐ、
 あーーー!」

ひゃー、こりゃあうまそうだ!




いただきまーす!  

まず、本きのこ狩り隊の長(おさ)が
味見をしたのち、
我々も、きのこ汁をいただきます。

図式として、
長に優先順位があるようにみえて
よく考えると
毒見をさせた、とも言えなくもないのだ、
と、写真を整理して感じました。

もちろん山下のメガネは
お約束のように曇ります。
おお、あっちっち。

おいしい!

ひゃー、おいしいー。
そりゃおいしいに決まってるんだけど、
思っていた以上に、おいしいー。
「粗きのこ」ならではの野趣が、
もう、ふくざつで、あったかくて。
だから、あれですよ、
「くう〜、ちくしょう!」
っていうおいしさですよ。






群馬のトウガラシ。  

きのこ汁の表面に、
七味トウガラシ的なものが
ふりかけられています。
これは新井さんおすすめの
群馬のトウガラシ。

独特な風味が、
素朴なきのこ汁に
絶妙なアクセントを。

つまり、
「うみゃ〜〜〜い」

やっぱり。

おいしかった!
ほんとにおいしかった!

この群馬のトウガラシも
大粒で、おいしかったです。






みんなでー。  

ずーっと写真に夢中の田口さんも、
まあ、食べましょうよ!
新井さんも、稜さんも。
お疲れさまです、
準備をありがとうございました!

新井さんたちは
いつもきのこを見ることばかりで
あんまりきのこを食べようとは
思わないんですって。
なんて、もったいない!
でも、この日はみんなで食べました。

「あらためてこうして食べると
 きのこはおいしいですね、ほんとに」

ねー、そうですよねー。

この場に岳さんがいないのが残念。
いつものお仕事をしながら
ぼくらのお世話もしてくださったので、
いまはネイチャーセンターのほうに
行っているんです。
すみません!
ぼくらだけでおいしい思いをして!


ツイートしてみる。  

そして、イトイさんは、
きのこの旅のことを
ツイートしてみるのです。

それにしても、
いい環境の下でツイートですね。

生中継。

おもしろい世の中になりました。
「阿寒湖のほとりで
 きのこを食べています、いま」
ということが、あっという間に
20万人に伝えられていましたよ。






まさか。  

あ、炭火!
稜さんが炭をおこしはじめましたよ!

稜さん、稜さん、まさかそれは・・。
その火で焼くのはあの・・

「もちろん、そのまさかです。」

ううっ、あの大スターが!
贅沢すぎる。


焼けた焼けたよ!  

これは、まつたけの炭火焼。
塩のみで食べるのが、
いちばんおいしかったです。
あんま〜〜〜〜いの、ものすごく!
自慢しちゃって、ごめんなさいね。
うううー憧れる〜〜〜。

味も。

「匂いマツタケ、味シメジ」
という言葉がありますが、
マツタケは決して香りだけではないと、
からだで知りました。
「匂いも味もマツタケだ、
 シメジもきっと美味しいよ」
ということが、
経験上言える言葉になりました。




炊けた、炊けたよ!  

マツタケご飯、炊きあがり。
な、なんでしょう、
このマツタケの量は‥‥。

すごい、すごいおいしそう。
‥‥でも、これを食べちゃうと、
たのしい旅が終わっちゃうんだ。
これがフィナーレみたいな
ものだから。
終わってしまうんだ。
‥‥もう、食べないでおこうか。
‥‥そんなのむりだよ、食べちゃうよ。
あたりまえだよ食べちゃうよ。
ああ‥‥ああ‥‥
せめて、心を込めて言おう、
いっただきまーーーーす!








いただきます。  

こちらもまずは社長から。

いやー、間違いないですね。
人はとてもおいしいものを食べたとき、
遠くを見てしまうようです。

で、ゆーないとさん、
その表情は??

だいじょうぶ!

微妙じゃないよ!
絶品だよ。
いままで食べたマツタケの中で
一番おいしい!
周りをとりまく環境とか、
すべてを含めて、「一番」出ちゃいました。


動画マン。  

あ、たぐちゃん
また写真を撮ってる、と思ったら。
「動画っす」
なるほどね。
最近のデジカメは、
すごい動画が撮れるんですよね。

こういうスタイルだと
ムービーを撮られていることに
まず気づかないものでした。
スキだらけの動画を
だいぶ撮られた気がします。






風除け。  

阿寒湖からちょっと
風がふいてきて、
さむくなってきたなあと思ったら、
ネイチャーセンターチーム、
すかさずテントをたてます。

そして、われらが
きのこチームは
テントのかげですかさず寝ます。
スキあらば、寝ます。

またかい。

また寝てしまいました。
人生、なんでこんなに眠いんだろう?
「おとなになったら眠くならない」
と思い続けて数十年、
いまだにどこでも眠くなります。
どうしたものだろう‥‥。
ちなみに、このテントでの睡眠は
10分くらいだったと思います。

先輩。

人生の先輩、
いつまで子供気分でいるんですか。
もっと「大人になったら眠らない」ところを
お手本に見せてくださいよ。
お願いします。
それしても、さっきのきのこたち
おいしかったにゃ‥うにゃむにゃ‥‥。




座敷犬@湖畔  

おもむろに‥‥
でた、マルチーズ。
なぜ、このタイミングだったかは不明。
なぜ、真顔なのかも不明。

マルチーズに
なりながらも。

鳥の棒はかたときも手放しません。
いつなんどき何が起こるか
分かりませんからね。
プロです。

眠い合図。

眠くなってくると、
髪の毛をいじるんだ。と
教えられて育ってきました。
きっとこのときも、満腹で
眠かったんですよ。
だから、座敷出ちゃったの。








ぼちぼち‥‥。  

「おなかいっぱい?」

「うん、いっぱい」

「たのしかったぁ」

「ねえ。おいしかったし」

「ホコリタケ、すごかった(笑)」

「興奮したよ(笑)」

「いろんなとこに行ったね」

「うん」

「‥‥うん」

「‥‥‥‥‥‥」

「阿寒湖、きれいだ」

「カヌーもやりたかった」

「また今度」

「そうだね、また今度」

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

「‥‥飛行機の時間」

「うん」

「‥‥ぼちぼち行こうか」
グッバイ阿寒湖。  

なんだかとても名残惜しくて
ぼーっと阿寒湖を眺めてみると
そこにはあいかわらず美しい景色が。

こんなにゆっくりとした時間、
うれしかったなぁ・・。






感謝。  

なごりおしい気持ちは
つのるばかりですが‥‥。
ほんとにもう、行かなくちゃ。

新井文彦さん、
安井稜さん、岳さん、
ありがとうございました。
感謝のことばをかさねても、
気持ちのほうが追いつきません。
たのしかったー、たのしかったです!
もう一度、
ありがとうございました!!

さいこー!

いやー、本当にすばらしい2日間でした。
「阿寒湖といえばまりも?」
というぐらいの知識しかなかった自分が
ひっくり返るような体験を
たくさんさせていただきました。
本当にありがとうございました。
また来たいですっ!

鳥。

心からのお礼の気持ちを込めて、
あの鳥を阿寒ネイチャーセンターに
置いてきました。
右翼が少し悪くなっていたのですが、
安井兄弟のおふたりも、
とてもよろこんでくれていて。
次に行ったときに、
また鳥、使いましょうね〜。

※東京に帰った夜に糸井重里が書いた
 「今日のダーリン」は
 こちらからお読みいただけます。

(次回は、阿寒の旅を振り返ってのお話、
 みんなで語るエピローグをお届け。
 つまり、もう少しつづきますよー)
前へ はじめからみる 前へ

2010-12-08-WED
(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN