アジオ |
ついに始まったね！
トリノオリンピック！ |
アジコ |
見所はなんといっても
女子フィギアよね！ |
博士 |
荒川選手の優雅さ、
村主選手の演技力も素晴らしいが、
一番の注目はやっぱり安藤美姫選手じゃな！ |
アジオ |
ミキティ大好き！
結婚して！ |
アジコ |
久々に登場した
銀盤のアイドルよね！ |
博士 |
全くじゃ。
あんな可愛い女の子が
たったひとりで国民の期待を背負い、
オリンピックの舞台に立とうというのじゃ。
しかも氷の上なのにあんなに薄着で！
あんなに不安定なスケート靴で！
もう成績なんかどーでもええわい！
ワシはただミキティの無事を祈るばかりじゃ！ |
アジオ |
でも４回転ジャンプは
是非成功させて欲しいね！ |
博士 |
無理せんでええ！
回転なんか寿司でも出来るわい！ |
アジコ |
それじゃ得点にならないじゃない！ |
博士 |
その根性が卑しいんじゃ！
人に点数つけてなにが楽しい！
ミキティはいつでも満点じゃい！ |
アジオ |
バカ！
じゃどうやって順位を決めるんだよ！ |
博士 |
お尻を出した子１等賞じゃ！ |
アジコ |
まんが日本昔ばなしの終わりの歌かい！
お尻なんてみんな丸見えよ。
フィギアスケートなんだから。 |
博士 |
じゃあ、みんなが１等賞！
そして誰もが主人公！
それでいいじゃないですか！
なぜみんなもっと分かり合おうとしないんだ〜！
ウエ〜ン！ ビエ〜ン！ ワオ〜ン！ |
アジオ |
博士！
しっかりして！ |
博士 |
‥‥無理しないでね。
ミキティ‥‥グスン。スヤスヤ‥‥ |
アジオ |
泣き疲れて、
寝ちゃったみたい。 |
アジコ |
なんじゃそりゃ。
じゃあ中年の抑圧された感情が爆発したところで
今週の作品を発表します！
ホラ。さっさと起きんか！ |
博士 |
ムニャ？‥‥おお、そうじゃった！
ではまず一枚目。
ハンドル・ネーム、
ニフェーレーベルジャパン代表８４さんからの
作品じゃ。 |
アジオ |
わっ！
真剣だ！ |
アジコ |
一切の妥協を許さない
職人の顔ね！ |
博士 |
この味写は２枚セットでカウントして欲しい。
日曜の交通安全イベントというユルい現場の中で、
それでも己のプロ意識に忠実であろうとする
男の生き様をとらえた見事な味写じゃ！ |
アジオ |
片膝を立てた座り方が
セクシーだね。 |
アジコ |
スイッチを挟んだ指も
セクシーよ。 |
博士 |
フフフ。
男の本気の姿はどんなときでも
セクシーなものじゃよ。 |
アジオ |
一枚目のマイクパフォーマンス担当のおじさんとは
どんな関係なのかな？ |
アジコ |
インディーズ時代からの
仲間なのよ！ |
博士 |
そんな昔から？！ |
アジコ |
いまでこそ、ふたりの交通安全イベントには
こうしてたくさんの観客が集まってるけど、
こうなるまでには人知れない苦労があったはずよ。 |
アジオ |
交通安全への熱い想いは誰にも負けなかった。
でもその想いをどう表現していいのか分からない。
ふたりは悩んでいたんだね。 |
アジコ |
そう。
ときには安全を訴えるため、
いきなり車道に飛び出して、速度オーバーの車を
体で止めようとしたこともあったわ。 |
アジオ |
安全のために
そんな危険を！？ |
アジコ |
ええ。
そんな命がけの試行錯誤を繰り返しながら
やっと辿り着いたのが今のスタイルなのよ。 |
アジオ |
マイクパフォーマンスとメカニックが融合した
華麗なステージと、
交通安全に対する実験的なアプローチが
やっと大衆に受け入れられたんだね！ |
アジコ |
そうよ！ もうふたりに迷いは無い！
すでに武道館での安全ライブも成功させたわ！
布袋と氷室の夢がようやく実現したのよ！ |
博士 |
どっちが布袋で、どっちが氷室じゃ！
今週はキミらの妄想で腹いっぱいじゃ。 |
アジオ |
テヘ！
味写ではこれからも男のロマンを感じる
素敵な作品を募集してま〜す！ |
アジコ |
全国のドライバーのみなさん！
踏切付近では窓を開けて耳を澄ませるのよ！
では安全に気をつけて！
来週も味な世界でお会いしましょう！
チャオ！ |
