ポケットに『MOTHER』。
〜『MOTHER1+2』プレイ日記〜

8月22日 エスカルゴ運送さんの倉庫


ああ、困った困った。
まえまえから困ったことになるのではないかと
思ってはいたのだが、
やっぱり困ったことになったので困っている。
ああ、困った困った。

率直にいうとエスカルゴ運送に
アイテムが預けられないのである。
「あずかりもの」の欄がすでに飽和状態なのである。
フルなのである。いっぱいいっぱいなのである。

エスカルゴ運送がさまざまなアイテムを
保管してくれるのだということは以前に書いた。
けど、彼らが保管してくれる
アイテムの量は限られているのだ。
無限だったらいいなあと思っていたけど
やっぱり無限ではないのだ。

どうにかしてそれらを整理しなければならない。
不必要なものを処分し、
「あずかりもの」の欄に空きをつくって
さまざまなものを預けられるようにしなければ不便である。
わかってはいるのだけれど、
どうにも僕はそれらが処分できない。
したがってエスカルゴ運送さんの倉庫はフルなのである。
いっぱいいっぱいなのである。

いったいエスカルゴ運送さんの倉庫には
どのようなアイテムが眠っているのだろうか。

まず、そこにはイベント用のアイテムが保管されている。
「ちょっとカギマシン」とか、
「とうのカギ」とか、「はえみつ」とか、
あるイベントをクリアーするために
一度だけ必要となるアイテムを僕は預けている。
そういったものは、そもそも捨てることができないので
預けっぱなしにしておくしかない。
これはしかたがない。うん。

捨てることができるのに捨てられないのは、
たとえば「いのちのうどん」である。
気絶した仲間をカムバックさせることができる
このアイテムは、ゲームのなかでとても重要である。
なので、貧乏性の僕は、たとえ仲間が気絶したときも
もったいなくてそれを使うことができない。
しょうがないからエスカルゴ運送に預かってもらう。
それで、「あずかりもの」のなかには
「いのちのうどん」がじつに5個ある。
同じ意味で、「うらカンポー」や
「ペンシルロケット20」なんかも保管され続けている。
これらをずっとどうにかしたいと思っている。
べつに無理して捨てなくてもいいのだ。
戦闘中などにふつうに使って消費してしまえばいいのだ。
けど、なんだかわざわざ使うのももったいなくて、
預けっぱなしになっている。うーん。

あと、処分できるのに処分しないままになっているのが
各キャラクターの初期装備などである。
「やきゅうぼう」とか「フライパン」といったものを
なぜか僕は保管し続けている。
そんなものさっさと売っ払っちまえばいいのに、
どうも、こう、なんか、思い出めいていて、
そのまんまになっている。
女の子がお母さんにもらった「ハンドエイド」なんかも
思い出めいていて、使うことができない。

ほかに、預けっぱなしになっているものとしては
「ドラゴンパウダー」や「メテオニウム」がある。
なんでこれらを保管し続けているかというと、
なんだかよくわからないからである。
なんか、貴重っぽいし、使うとなくなっちゃうし、
どうなるんだかよくわかんないから、
保留の意味で保管し続けているのである。
「ペテネラのくつした」などは、
よくわからないうえに若干思い出めいているため
とても処分する気になれない。

あとは、メガネの男の子が修理した武器があったり、
美味そうな食べ物があったり、
乗らない「じてんしゃ」を
たまには乗りたいなあなんて思いながら
預けっぱなしにしていたり。

どうにかしたいもんだと悩み続けている僕であるが、
概ねどのゲームにおいてもこうなので、
きっとエスカルゴ運送さんの倉庫は
整理されることはないのだろう。

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2003-08-23-SAT


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