ちいさなレシピ、9個目はヨーグルトムースです。
あたたかい季節になって、
お店にはたくさんのいちごが並び始めました。
旬のぴかぴかのおいしさを
たっぷり味わえるようなおやつがいいなと思い、
今回はいちごソースを作ります。
なので今回はムースと言いつつ、
実は「いちご」の方が主役なんです。
いちごソースがおいしく食べられるように考えたのが、
さっぱりとしたヨーグルトのムース。
ひょっとしたら、
いちごソースだけ食べるとちょっと甘いかもしれません。
逆にムースだけ食べたらさっぱり物足りないかも？
このおやつは２つがセット。
いっしょに口に運ぶと、ちょうどよいバランスになりますよ。

ムースはヨーグルトらしい酸味や風味を残したいと思ったので、
クリームの量もお砂糖も控えめです。
ほんの少しのレモン汁が、
全体の味をきゅっと引き締めてくれるので、
ぜひ入れてみてくださいね。
溶かしたゼラチンは冷たいところに入れると
固まってダマになることがありますが、
・熱めの湯で湯煎して、完全に溶かすこと
・手早く混ぜること。
でなめらかにかたまります。
いちごの季節が終わったら他のフルーツを使って、
その時はムースのお砂糖の量を加減して、
ふたつがぴったりの組み合わせになるよう、
いろいろ試してみてくださいね。

【材料】

　ヨーグルト　200g
　砂糖　大さじ３
　レモン汁　小さじ1
　生クリーム　50ml
　ゼラチン　小さじ２
　水　大さじ２

　いちご　1/2パック
　砂糖　大さじ２

【材料や道具のこと】
・ヨーグルトは無糖のもの、
　生クリームはお好みのものを使ってください
　（今回はブルガリアヨーグルト、
　　タカナシの35%の生クリームを使いました）。
・ゼラチンは粉末のもの、砂糖はきび砂糖を使いました。
・いちごは小粒のよく熟したものを選ぶと、色がきれいに出ます。
・クリームを泡立てる際は、
　ハンドミキサーではなく泡立て器でOKです。

【準備】
小さな器に水を入れ、
ゼラチンをふり入れてふやかしておきます
（ゼラチンに水を入れると混ざりにくいので
　気をつけてください）。

【作り方】

1.ボウルにヨーグルトを入れ、砂糖、レモン汁の順に加え
　泡立て器でよく混ぜます。
　熱い湯を用意してゼラチンを湯煎します
　（ゼラチンは沸騰すると固まりにくくなるので、
　　直火にはかけないこと）。
　このままの状態でおき次の作業に入ると、
　終わった頃ちょうどよく溶けています。
2.一度泡立て器を洗ってよく水気を取り、
　別の乾いたボウルに生クリームを入れ、
　もったりするまで泡立てます。
　少量なのですぐもったりします。
　固く泡立てる必要はありません。
　ヨーグルトと同じくらいのかたさをイメージしてください。
　これをヨーグルトに加え、さっと混ぜます。
3.ゼラチンがしっかり溶けたのを確認して、
　２のヨーグルトにさっと加えます。
　ヨーグルトの方は片手で泡立て器でずっと混ぜながら、
　もう片手でゼラチンを少しずつ加えなが混ぜていくと、
　ダマになりにくいです。
　器に３等分して、冷蔵庫で2時間以上冷やし固めます。
4.いちごソースを作ります。
　いちご1/2パック（約150g）は洗って水気をふきへたを取り、
　大きいものはカットして裏ごし器やざるで濾します。
　ミキサーやフードプロセッサーにかけてピュレ状にした後、
　ざるで濾してもOK。
　鍋に砂糖とともに入れ中火にかけ、沸騰したら火を弱め、
　好みの濃度に煮詰めます。
　わたしのおすすめは、沸騰して２〜３分さっと煮たくらい。
　冷めたら冷蔵庫で冷やします。
　ムースに好みの量のソースをかけます。
　たっぷりかけるといちごの濃厚なおいしさが、
　ヨーグルトの風味をしっかり味わいたい方は、
　控えめにかけてみてくださいね。

・完成したおやつをパシャッと撮影、
　写真付きでツイートします。

・ハッシュタグは→ #LR1 （かならずつけてくださいね）

・レシピに関する質問には、ほぼお答えしない企画です。
　140文字以下のちいさいレシピに想像をふくらませて、
　それぞれのおやつをつくりましょう！

・おやつの画像は、翌週水曜日の午前11時が締め切りです。

・おやつの画像をツイートしたのに、掲載されないな、
　という時は、こちらをどうぞ。

・翌週の木曜日には、ツイートされたおやつ画像のなかから、
　なかしまさんが「なかしま賞」を選定します。
　「なかしま賞」には、
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　（海外の方には、別のものをご用意いたしますね。）

・同じく木曜日、そのレシピでできるおやつのことを、
　なかしまさんがじっくり解説してくれます。

・ツイッターのことがよくわからない方は、
　メールで画像とメッセージをどうぞ。
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